この記事では、朝ドラ「風、薫る」第18週のあらすじをご紹介します。
| 放送日 | 2026年7月27日〜7月31日 |
|---|---|
| 週タイトル | 岐路にて |
第18週のおおまかな流れはこうです。
- りんに看護婦としての再就職の話が届く
- 直美が病院を辞めて「派出看護」を始める
- りんが横沢からプロポーズされる
それでは、詳しいあらすじを見ていきましょう!
もう一度、看護婦として
舞台は新潟。
ある日、りんのもとに来客がありました。
かつて帝都医大病院に勤めていた医師の黒川(平埜生成)です。
黒川は、りんに、
「もう一度看護婦として働いてみませんか」
と誘いに来たのです。
【史実】大関和がナースに戻ったきっかけ
1891年10月、新潟・高田の町を歩いていた大関和(りんのモデル)は、ある人物とばったり会います。
それは、かつて帝大第一医院で働いていた外科医の「瀬尾原始(せのお・げんし)」でした。
実は、瀬尾の出身は高田。養父が新しく病院を設立するにあたり、呼び戻されていたのです。
瀬尾は、帝大第一院でのトレインドナースの活躍を見ていたため、「新しい病院(知命堂病院)に来て、力を貸してほしい」と和に懇願します。
このことがきっかけとなり、和は女学校を退職し、看護の道へ戻ることにしたのでした。
病院を辞めた直美
一方の東京。
身近な人を看護するにつれ、直美は悩んでいました。
病院に行けない人のために看護婦を派遣するシステムを作れないか・・・。
派出看護(訪問看護)の必要性を感じていたのです。
直美は、ついに病院を辞め、
「私、派出看護を始めます」
と宣言。
早速、卯三郎や虎太郎、シマケンの協力を得て、奔走します。
これが、日本で初めての民間による「派出看護婦会」の始まりでした。
【史実】東京看護婦会のはじまり
大関和(りんのモデル)が新潟に赴任した頃、鈴木雅(直美のモデル)は、看護学を学ぶため、アメリカ留学を志していました。
しかし、横浜で乗船する直前に天然痘にかかり、断念。
その数ヶ月後、雅は「慈善看護婦会」の看板を東京にて掲げるようになります。
横浜で他の天然痘の患者を看護するうちに、「本当にやりたいのは慈善看護だ」と気づいたからでした。
手探りながらも、北里柴三郎(近代日本医学の父)や高木兼寛(軍医総監・医学博士)などにも相談し、看護婦を派遣するシステムを立ち上げます。
民間経営の派出看護会としては、日本で初めての出来事でした。
当時の雅は、二人の子供を育てるシングルマザーでしたが、この会の設立のために夫の遺産をほとんど注ぎ込んだと言われています。
雅の人生を賭けた「慈善看護婦会」は、その後「東京看護婦会」に改称。
後に、新潟から戻った大関和も加わりました。
吉江との別れ
しかし、派出看護の反応はあまりよくありません。
なかなか受け入れられずに落ち込む直美の元に、ある日吉江(原田泰造)が訪ねてきました。
「実は、私・・・東京を離れることになりました」
吉江は、遠い九州の地で伝道を行うことになったのです。
二人は思い出を語り、涙の別れをしました。
別れ際、吉江は直美が行う派出看護の会の命名役となります。
「恵風(けいふう)看護婦会はどうでしょうか」
直美は、吉江が名付けた会の看板を掲げます。
収監される横沢
その頃、りんがいる新潟では、記者の横沢が寮まで取材にやってきました。
「看護についてもっと、一ノ瀬さんからお話を聞きたくて」
りんの看護への熱い思いを聞き、横沢はりんをますます気に入ります。
そんなある日、りんの元に横沢から手紙が届きました。
「りんさん、僕は今、高越監獄署にいます。面会に来ていただけませんか。」
驚いたりんは、学校側の反対も聞かず、面会に行くことにしました。
横沢のプロポーズ
その頃、自由民権運動への取り締まりが厳しさを増しており、横沢も巻き込まれてしまったのです。
りんが会いに行くと、横沢は笑顔を見せます。
監獄署から帰ろうとした時、横沢は突然声をあげました。
「・・・りんさん!結婚しませんか!」
突然のプロポーズにりんはあっけに取られます。
「しません。しませんよ!」
すぐさま断ったのでした。
しかし、りんが横沢からプロポーズを受けたことは、手紙を通じて一ノ瀬家に伝わります。
新潟での再会
「グズグスしてると、横から持っていかれちゃうよ?」
直美からハッパをかけられたシマケンは、焦っていました。
直美もまた、派出看護にりんの手が必要だと考え、東京に連れ戻したいと考えていました。
そこで、直美、シマケン、環は一緒にりんがいる新潟に向かうことに。
直美はりんに「看護に戻る気はないか」とそれとなく聞きますが、りんは「まだ怖い」と話します。
「直美さんはすごいね。派出看護、順調なんでしょう?」
「まあね。もう毎日忙しくって・・・・」
直美は素直に「手伝ってほしい」と言えず、忙しいフリをしてしまいました。
シマケンの告白
その後、りんたちは日本海を見に海岸に向かいました。
釈放された横沢も邪魔に入りますが、直美が機転をきかせて横沢を巻くことに成功。
りんとシマケンは、二人で流木に腰掛け、久しぶりに静かに言葉を交わします。
シマケンは、しっかりとりんの目を見て言いました。
「僕は、愛しいです、りんさんが・・・」
〜第19週へ続く〜
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