【ネタバレ】風、薫る あらすじ第10週|ゆきの決断、夕凪との出会い

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この記事では、朝ドラ「風、薫る」第10週のあらすじをご紹介します。

放送日2026年6月1日〜6月5日
週タイトル

第10週のおおまかな流れはこうです。

  • ゆきが大きな決断を下す
  • 夕凪という女郎が入院してくる
  • りんが夕凪を救うために奔走する

それでは、詳しいあらすじを見ていきましょう!

全話のあらすじ一覧を開く

各週のあらすじ

1週2週3週4週5週
6週7週8週9週10週
11週12週13週14週15週
16週17週18週19週20週
21週22週23週24週25週
目次

看護婦の道を諦めるゆき

危篤となった小野田を、ゆきは一晩中看護し続けました。

しかし朝になり、小野田の呼吸が止まります。

ゆきはその場で呆然としました。

トメが静かに脈を確認し、涙をこらえながら頭を下げます。

トメはその日から仕事に戻りましたが、ゆきは寮の部屋に閉じこもったまま。

3日連続で実習を休んでいることを知ったバーンズは、寮を訪ねます。

ゆきはバーンズに休んだ理由を問われ、小野田の死に耐えられなかったと打ち明けます。

バーンズがトメも同じくつらかったはずだと指摘すると、トメが口を開きました。

「私は、ただ知ってらだけだ……看病した人が、死ぬのを」

実はトメは、結核で兄を亡くし、その悔しさから看護婦を目指していたのでした。

バーンズは続けます。

「この試練に誠実に向き合い、自分なりの答えを見つけなさい。」

数日後。

ゆきはバーンズ、見習生たち、梶原、松井の前で重い口を開きます。

「私は人の生き死にに関わる仕事ができる人間じゃない。」

「私自身のため、患者さんのため。看護婦にならないことが誠実だと…」

今後は別の形で看護婦を応援していきたいと語るゆきを、バーンズは強く抱き締めました。

それぞれの日常

直美が担当していた丸山が退院することになりました。

仕事も住む場所もないと知った直美は、吉江と相談して嘉平の長屋に連れていきます。

嘉平は、丸山を快く受け入れてくれました。

吉江は、以前より明るくなった直美を見て、ほっとした様子でした。

「寮はいつもにぎやかなんで、寂しくなくなっただけかも」

「”寂しい”と言えるように、なったんですね」

休日に家に帰ったりんは、安と宗一の縁談が進んでいることを知ります。

りんは賛成し、安のおかげで安心して看護を学べていると感謝を伝えました。

夕凪との出会い

実習開始から四か月。

見習生たちはそれぞれ次の科へと移ることになりました。

内科に配属されたりんと直美が教授に挨拶していると、「夕凪」という女郎と「柏原」という若い男が担架で運ばれてきます。

服毒心中と思われましたが、夕凪は一命を取り留めました。

しかし、目を覚ますとりんと直美にこう言い捨てます。

「また地獄に戻らなきゃなんない……」

一方、柏原は助かりませんでした。

二人に一体何があったのか。

夕凪の担当となった直美は看護を続けるうちに、夕凪が客の柏原に無理やり毒を飲まされたことを知ります。

社会が変わらなくても

後日、遊郭の主人・権田が病院に乗り込んできて、夕凪を連れ帰ろうとしました。

かつて遊郭で働いていた看病婦のヨシが機転を利かせ、夕凪が足を怪我しているとこにして権田を帰らせることに成功します。

りんと直美は夕凪を逃がそうと考え、りんは卯三郎に相談に行きました。

卯三郎は冷静に答えます。

「その女郎一人助けても、遊郭の仕組みは変わりません。社会は変わらない」

りんは訴えました。

「私は今この時、苦しんでる夕凪さんを逃がしたい。」

「せっかく助かった患者さんに、生きても地獄だなんて言わせたくない。社会が変わるまで待ってられないんです!」

店内にいた島田は、りんの言葉に心を動かされていました。

卯三郎は、女郎を救う活動をする廃娼運動家の新聞記事をりんに見せました。

「もし、彼らの協力を仰いで廃業させられたら、その女郎にも社会にもreturnがあるはずです」

「この方に会いに行ってみます。ありがとうございます!」

りんは店を飛び出し、駆けていきました。

〜第11週へ続く〜

各週のあらすじ

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コラム|大関和と廃娼運動、その原点にあったもの

本を読む女性

第10週では、りんが心中未遂の女郎と出会い、廃娼運動を知る展開が描かれます。

実はこれも、史実で似たエピソードが残されています。

田中ひかる著『明治のナイチンゲール 大関和物語』では、帝国大学医科大学附属第一医院での実習中、客との心中未遂で運び込まれた「花魁・キク」という女性が登場します。

客はすでに亡くなっていましたが、キクは一命を取り留めました。

キクが回復に向かう中、三宮八重野(千佳子のモデル)から見舞い品として新約聖書が届けられました。

和はその橋渡し役を担い、キクに聖書を手渡します。

聖書の一節にはこう書かれていました。

明日のことを思い煩うな、明日は明日みずから思い煩わん。
一日の苦労は一日にて足れり。

引用:マタイによる福音書第6章

”明日のことは、明日の自分に任せましょう”

”余計なことを心配せず、目の前にある今を生きるのです”

八重野からの優しい気遣いを受け取り、キクは聖書を読み始め、やがて退院の日を迎えます。

遊郭の主人が借金を帳消しにしてくれたことで、キクは晴れて自由の身になることができました。

しかし、その後キクがどうなったのかは分かりません。

この一件を通じて、和たち見習生たちは「女性の地位や人権」や「廃娼運動」について深く考える機会を得る、という展開でした。

史実において、大関和が廃娼運動に本格的に携わるのは、高田女学校に赴任した明治23年以降のことです。

高田女学校では、伝道活動とともに廃娼運動を熱心に行いました。

その後も日本キリスト教婦人矯風会の活動を通じて、廃娼運動、禁酒運動、婦人参政権運動など、女性の地位向上と社会改革をめざす運動に生涯にわたって関わり続けています。

ドラマのりんが夕凪を前にして「社会を変えたい」と動き始める姿。

それは、大関和の生涯を通じて貫く思いの、小さな芽生えを映し出しているのかもしれません。

ドラマの原作本はこちら!


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