2025年後期の朝ドラ「ばけばけ」。
第2週では、ヒロイン・松野トキが「銀二郎」という婿養子をとる展開となります。
トキは、後に松江にやってくるヘブン(モデル・小泉八雲)と結婚するはずですが・・・
「トキは離婚してしまうの?銀二郎はどうなるの?」と気になる人も多いはずです。
そこで今回は、
- 【ばけばけ】銀二郎とトキは離婚する?今後どうなる?
- 【ばけばけ】銀二郎とトキの離婚の史実との違いは?
について詳しく解説していきます。
※本記事には、朝ドラ「ばけばけ」の今後の展開を含んでおりますのでご注意ください。
【ばけばけ】銀二郎とトキは離婚する?今後どうなる?

第2週で結婚したトキと銀二郎ですが、第4週で離婚するという展開になる予定です。
トキと同じく怪談が好きで、働き者の銀二郎。
とても相性の良さそうな二人でしたが、離婚に至るまでにいったい何があったのでしょうか?
詳しく見ていきましょう。
第3週:松野家の借金を知る銀二郎
ばけばけ第3週では、銀二郎が「松野家の深刻な借金」を知ってしまう展開となります。
無事に夫婦になったトキと銀二郎。
二人は毎朝一緒に出勤するほど仲が良く、夜は、銀二郎が語る鳥取の怪談を聞くのが日課になっていました。
銀二郎は荷運びの仕事に就き、家では彩色の内職などもこなす働き者です。
しかし、借金の取り立てがやってくると、銀二郎は「松野家に深刻な借金がある」事実を知ってしまうのです。
自分が頑張って稼いだ給料も、そのほとんどが借金の返済に充てられていきます。
- いくら頑張って稼いでもトキを楽にさせてあげることができないんだ・・・
- 借金返済のために自分の収入を頼りにされている・・・
第4週:トリプルワークを始める銀二郎
ばけばけ第4週では、トキが無職となり、銀二郎が「客引きのバイト」を始める展開となります。
トキが勤めていた織物工場は、業績悪化と傳の体調不良により閉鎖へと追い込まれます。
松野家の収入が減り、「いよいよ遊女になる日が来たな」と借金取りに脅されるトキ。
危機感を感じた銀二郎は、
- 荷造りの仕事
- 彩色の内職
の他に、
遊郭での客引きの仕事
も始めるようになります。
しかし、そのことが勘右衛門や司之介に知られてしまい・・・
銀二郎は、勘右衛門から「家の格が下がる!」「そんな金はいらん!」とひどく怒られてしまうのです。
- トキ(松野家)を守ろうと必死に頑張っていたのに!
- 口だけ出して働かない祖父に言われなくない!
第4週:家を出ていってしまう銀二郎
勘右衛門に叱責され、落ち込む銀二郎。
トキと二人っきりの夜に、
トキと二人で暮らしたい。どこか遠くの町に行きませんか。
と申し出ます。
しかし、トキは即答できません。
すると銀二郎は、翌朝、トキに手紙を残して姿を消してしまいます。
その後。
なんとかして銀二郎の居場所を突き止めたトキ。
お互いに謝り、そしてトキは「やり直したい」と銀二郎に懇願します。
しかし、「夫婦だけで暮らしたい」という銀二郎の気持ちは変わることはありませんでした。
トキも、今まで育ててくれた大切な家族を捨てることができません。
銀二郎と家族の間で、板挟みになったトキ。
結局、一人で松江の実家に戻ることにします。
松野家の家族は、トキが帰ってきてくれたことを泣いて喜びます。
程なくして、トキと銀二郎は夫婦関係を解消するのでした。
離婚理由は「価値観の違い」
このようにトキと銀二郎は、「家族か夫婦か?」という価値観の違い、考え方の違いによって離婚に至ってしまいます。
価値観の違い
- 銀二郎:夫婦二人だけで生きたい
- トキ:家族を捨てられない
銀二郎とトキはお見合い結婚ではありますが、お互いに想い合っていました。
「お似合いの夫婦」のように見えましたが、思わぬところに弊害があったということです。
どちら側の気持ちも共感できるので、とても辛い展開ですよね・・・。
一方で、トキには「家族を捨ててまで一緒になるほどの想いは銀二郎になかった」という見方もできるでしょう。
そもそもお見合い結婚だったので仕方がないですが、銀二郎が良い人だっただけに残念です。
【ばけばけ】銀二郎とトキの離婚の史実との違いは?

トキのモデル・小泉セツさんの史実とは、「離婚理由」「婿養子の職業」「婿養子の態度」に違いがあります。
史実においても、小泉セツさんは18歳の時に最初の結婚をしました。
そして「ばけばけ」の流れと同じように、婿養子は出奔(行方不明)してしまい、1年足らずで離婚となっています。
一方で、離婚までの詳しい流れを見てみると、ドラマと史実では少し違いがあります。
①史実との違い:離婚理由
小泉セツさんの史実では、婿養子が家を出た理由は、概ね以下のようなものでした。
- 家族全員が自分を頼りに暮らそうとしているのが重荷だった
- 武士を引きずっている祖父達の厳しい態度(家風)が嫌だった
つまり、史実では、「貧しさ」「厳しさ」が我慢の限界に達したことが離婚理由だったのです。
「ばけばけ」でも、松野家の家計に対する危機感、祖父からの厳しい態度が、銀二郎の行動を促すきっかけとして描かれています。
ドラマでは、史実のエピソードも盛り込みつつ、「全てを家族のせいにしない=本人達の価値観の違い」という描かれ方になっている感じがします。
②史実との違い:婿養子の職業
また、小泉セツさんの史実では、婿養子の職業について詳しい情報はありません。
- 史実:職業不明
- ばけばけ:荷運び、内職、客引き
銀二郎のように仕事を3つ掛け持ちして、昼夜問わず働くような人物であったかは分かりません。
史実では、同居する「義理の父」も「義理の祖父」もどちらも無職でした。
※ドラマでは義父は牛乳配達。
そのため、「なぜ自分ばかりが・・・」と不満を募らせていた可能性は高いですね。
③史実との違い:婿養子の態度
また、小泉セツさんの史実では、婿養子を迎えにいった際、
- セツさんの説得を冷たく拒否する
という態度をとったそうです。
絶望した小泉セツさん。
帰り道に「いっそ川に身を投じてしまおうか」と考えたほどショックを受けたそうです。
一方、「ばけばけ」での銀二郎はそこまで冷たい態度をとることはありませんでしたし、トキへの愛情も感じられる描かれ方がされます。
トキが、離婚騒動で苦しい想いをするのは史実と同じです。
しかし、史実よりはややマイルドに描かれる予定です。
さらには、数年後に銀二郎が再登場する展開となるようです!
銀二郎を悪者にしなかった理由
ここまで読むと、史実の婿養子には同情できるものの、あまり良い印象が持てませんよね。
しかし、「ばけばけ」の銀二郎は、性格が良くて優しい好青年というイメージです。
今回、ドラマの脚本を担当しているのは、「ふじきみつ彦」さん。
銀二郎のキャラクターを作る上で意識した点はあったのでしょうか?
実は、ふじきさんは、苦手な話(上手く書けない話)として、以下の要素を挙げています。
- 怖い人
- 悪い人
- 真面目な話
「ばけばけ」が朝ドラっぽくないかどうかは分かりませんが、僕は、「怖い人」「悪い人」「真面目な話」がうまく書けないので、その部分だけは今回もそうなっていると思います。
引用:note
つまり、今回の朝ドラも同様に「悪人が出てこない」ように意識されているんだとか。
「ばけばけ」では、借金取りなども登場します。
しかし、そこまで卑劣・極悪な雰囲気ではないのは、ふじきさんが書きやすい塩梅になっているからでしょう。
銀二郎とトキの離婚騒動についても、
- 銀二郎が家を出るまでの経緯を視聴者も納得できるように描く
- 銀二郎とトキの間に芽生えた愛情も丁寧に描く
ことが意識されているのではないでしょうか。
家を出ていってしまう婿養子ではありますが、銀二郎に感情移入したり、むしろファンが増えるような気がしています!
【ばけばけ】銀二郎とトキの離婚に関するQ&A

銀二郎とトキはその後、正式に離婚したのですか?
すぐには離婚をしていない可能性があります。
まず、「婿養子」というのは、「結婚」と「養子縁組」がセットになる特別な関係です。
婿になる男性は、婚姻によって妻と夫婦関係になるだけでなく、妻の実家の養子(戸主の子)としてその家に入ります。
ですから、その関係を解消する際には、「離婚」と「離縁」をする必要があるのです。
「ばけばけ」の銀二郎は家を出た後も、「松野銀二郎」と名乗っています。
しかし、トキは「前の夫」と銀二郎のことを表現していることから、以下のパターンが考えられます。
①正式な「離婚届」「離縁届」がまだ出ていない
②離婚届はしたが、離縁届は未届で婿養子として松野の戸籍に残り続けている
③離婚と離縁もしたが、結婚時の苗字を使い続けている
つまり、どちらの手続きもまだ完了していないか、離婚だけを済ませているなどの可能性が考えられます。
史実では、婿養子が家出をした3年後(セツが22歳)に法的な離婚と離縁が成立しています。
トキと銀二郎が結婚した時代の「離婚率」はどのくらいでしたか?
明治20年代の離婚率は、現代と同じくらいでした。
【参考】
・明治20年代:3〜4組に1組が離婚
・2000年代:3組に1組が離婚
明治時代は、今よりも婚姻制度がシンプルで、離婚へのハードルが低かったとされています。
そのため、トキと銀二郎のように離婚することは決して珍しいことではありませんでした。
離婚した銀二郎が再登場するのはいつですか?
ばけばけ第12週で銀二郎から「社長になった」とトキに手紙が届き、第13週で「松江に会いに来る」という予定となっています。
その頃のトキは、レフカダ・ヘブン(モデル・小泉八雲)の家で女中として働き始めていました。
社長になった銀二郎が、一体どんな姿で現れるのか楽しみですね。
銀二郎の歯の色についてはこちらの記事で解説しています。

小泉セツさんの再婚や最初の夫についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

松江にあった遊郭についてはこちらの記事で解説しています。



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