2025年後期の朝ドラ「ばけばけ」。
第4週では、ヒロイン・松野トキの夫であり婿養子の銀二郎が家出をする展開に・・・。
我慢の限界に達した銀二郎は、トキへの置き手紙を残して出奔してしまうのです。
銀二郎は一体、どこへ行ったのでしょうか?
そこで今回は、
- 【ばけばけ】銀二郎はどこ行った?出奔の行き先とは?
- 【ばけばけ】銀二郎のモデルや史実との違いとは?
について詳しく解説していきます。
※本記事は、朝ドラ「ばけばけ」の今後の展開を含む可能性がありますのでご注意ください。
【ばけばけ】銀二郎はどこ行った?出奔の行き先とは?

銀二郎の行き先は、「東京都文京区(本郷)」だということが判明しています。
詳しく見ていきましょう!
銀二郎の父が行き先を知っていた
第4週で、松野家から出奔してしまった銀二郎。
トキに「どこか遠くの街で暮らしたい」と話していた銀二郎は、なんと東京へと向かっていたことが判明します。
銀二郎の実家の父からの情報でした。
行き先を聞き出したのは、銀二郎の出奔のきっかけを作ってしまった祖父の勘右衛門。
勘右衛門は、鎧などの古道具を売却し、東京への旅費を工面します。
「おじょ。後継ぎを連れ戻して参れ」
トキに銀二郎の行き先を伝え、お金を渡すのでした。
東京の下宿屋に滞在
銀二郎は、東京の本郷(ほんごう)にある下宿屋に滞在していました。
本郷といえば、現在の「東京都文京区本郷」です。
東京大学(旧帝国大学)があるエリアとして有名ですね。
そのため、銀二郎は帝大生らと共に下宿していました。
新天地の東京で早速、新たな職を得て、人力車の車夫として働いていたのです。
トキは、松江から1週間以上かけて東京に到着し、この本郷の下宿屋を訪ねる展開となります。
銀二郎はどのような反応をするのでしょうか・・・?
【ばけばけ】銀二郎のモデルや史実との違いとは?

銀二郎のモデルとされる前田為二さんは、東京ではなく「大阪」に出奔していました。
トキのモデルの小泉セツさんも、婿養子が出奔するという出来事を経験しています。
行き先の情報源は不明ですが、「大阪にいる」という情報を聞きつけたそうです。
つまり、ドラマ「ばけばけ」と史実の違いはこうなります。
| 行き先 | 行き先の情報源 | |
|---|---|---|
| ドラマ(銀二郎) | 東京 | 婿養子の実家 |
| 史実(為二) | 大阪 | 不明 |
出稼ぎに行くなら大阪
小泉セツさんの最初の夫・前田為二さんの行き先は「大阪」。
大阪を選んだ詳しい理由は不明ですが、
- 知り合いや親戚が大阪にいた
- 商業都市のため仕事がたくさんあった
などの理由が考えられます。
大阪は、島根から比較的アクセスしやすい大都市の1つ。
京都や神戸などと並んで、出稼ぎ先として選ばれることが多かったようです。
大阪で悲しみに暮れる
なんとか旅費を工面して、単身で為二に会いに行った小泉セツさん。
一緒に松江に帰ってくれるように必死に頼みますが、冷たく拒否されてしまったそうです。
小説「ヘルンとセツ」では、夫婦で暮らすか家族と暮らすか、決断を迫られる様子が描かれています。
「俺と大阪で暮らせばよいではないか、夫婦なら」
「……それは、二人でということでしょうか?」
「言うまでもないことだ」
返事ができずにいるセツを見て、為二は力なく笑った。
「しょせん、お前は親やきょうだいを選ぶのだな」
セツは言い返せなかった。
無言の時が流れた。
やがて、セツは手をついて一礼し、「失礼しました」と立ち上がった。
よろよろと歩き、草履を履き、再び一礼し、立て付けの悪い戸を開けて外に出た。
為二は追ってはこなかった。
引用:「ヘルンとセツ」田渕 久美子
その後、為二と別れた小泉セツさん。
大阪の街の橋の上に立ち、ある衝動に駆られます。
“ひと思いに川へ身を投じてしまおうか・・・“
しかし、松江に残してきた家族の顔が浮かび、思いとどまったそうです。
この時の小泉セツさんの行動を、子孫の小泉凡さんはこのように語っています。
行方をくらました為二を、交通手段が整っていなかった大阪まで追いかけていったのは不首尾に終わったにせよ、たいしたものです。
引用:PRESIDENT Online
険しい世の中になっても、陰になり日向になり、自分をかばい、温かく育ててくれた養父母への思いが芯にありました。
その強さは尋常ではない、と思います
夫婦の愛情もあったのでしょうが、婿養子に逃げられては稼ぎ手がいなくなってしまうという焦りもあったのでしょう。
しかし、その行動は実を結ばず、セツさんは一人で松江に戻ることとなりました。
程なくして、二人は離婚することとなるのです。
前田為二はその後岡山へ
松江市の資料によれば、前田為二さんはその後、「岡山県」に転居しています。
セツさんの縁戚が後年、前田為二さんと会ったことでその後どうなったのかが判明しています。
後年の為二さんは、
- 岡山で会社を経営して財を成す
- 家族もいた
という状況だったそうです。
つまり、会社の社長となり、再婚もしたことになりますね。
それだけの甲斐性がある人物ですから、婿養子として厳しい暮らしをするのには耐えられなかったのかもしれません。
一方、小泉セツさんも小泉八雲さんと再婚し、貧乏な暮らしから抜け出すことができました。
二人の人生の行き先は異なりましたが、「それぞれに幸せになった」ということですね!
【ばけばけ】銀二郎の行き先が史実と異なるのはなぜ?

銀二郎の行き先を、史実の「大阪」から「東京」に変更したのは、
錦織友一との伏線を作るため
というのが一番と理由だと考えられます。
銀二郎を追いかけて行ったトキ。
東京で「錦織友一(吉沢亮)」という人物に出会うことになります。
錦織友一のモデルは西田千太郎さんであり、小泉八雲と小泉セツの仲を取り持った人物として知られています。
これからいよいよ、トキとヘブンの出会いが訪れます。
その頃、錦織友一は、ヘブンが赴任する松江中学の英語教師となっています。
ヘブンとトキの接点を自然に作る為にも、「錦織友一とトキに面識がある」という流れにしたのではないでしょうか。
銀二郎との別れは残念ですが、今後の展開も楽しみですね!
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