朝ドラ「あんぱん」で再注目されているやなせたかしさん。
越尾正子(こしお・まさこ)さんは、株式会社やなせスタジオの代表取締役です。
やなせたかし・のぶ夫婦の後継者でもある越尾正子さん。
今回は、越尾正子さんという人物について詳しくご紹介していきます!
越尾正子さんのwiki風プロフィール!年齢や経歴は?
越尾正子さんのプロフィールをwikipedia風にご紹介します。
| 名前 | 越尾 正子 |
|---|---|
| ふりがな | こしお まさこ |
| 生誕 | 1948年(昭和23年) |
| 年齢 | 77歳(2025年現在) |
| 出身 | 東京都 |
| 最終学歴 | 不明(高校卒業) |
| 職業 | やなせスタジオ代表取締役 |
越尾正子さんの経歴を簡単にまとめると、以下の通りです。
- 1967年(18歳):高校卒業、就職
- 1992年(43歳):長年勤めた協同組合を退社
- 1992年(43歳):有限会社やなせスタジオ入社
- 2014年(66歳):株式会社やなせスタジオ代表取締役に就任、現在に至る
生い立ちや人物像などを詳しく見ていきましょう。
生い立ち
越尾正子さんは、1948年の東京都生まれです。
自伝によれば、戦後最初のベビーブームと言われる頃に生まれたため、幼稚園、小学校も全てが大人数。
競争社会に揉まれながら、いわゆる「お受験」も経験されたそうです。
一方で、「自分には大した才能はない」と思っていたこともあり、あまり勉強しなくても入れる学校を選び、入学。
高校を卒業して社会に出ても、高望みせず、世の中の片隅でマイペースに暮らしていたと語っています。
茶道がきっかけで転職
越尾正子さんは43歳の頃、長年勤めた協同組合を退職。
自伝によれば「理由は特にない」とのことで、次の会社では「自分のペースで働きながら好きなことをして暮らしたい」と考えていました。
越尾正子さんの「好きなこと」とは、20代から続けている趣味の茶道もその1つ。
その茶道教室の先生が、やなせたかしさんの妻・のぶさんであり、「辞めたのなら、うちで働かない?」とスカウトを受けたのでした。
最初は返事に迷ったようですが、「このままお茶を続けたい」という気持ちから入社を決意。
越尾正子さんは経理などの事務全般を担当し、のぶさんが亡き後は、やなせたかし先生の創作を支える秘書となりました。
やなせスタジオの代表取締役へ
2013年10月にやなせたかしさんを看取った後、翌年2014年、越尾正子さんは「やなせスタジオ」の代表取締役に就任します。
有限会社から株式会社への商号変更に伴うものでした。
現在、「やなせスタジオ」では、やなせたかし作品の全著作権と遺産関係の管理も行なっているようです。
やなせたかしさんは妻に先立たれ、晩年には家族や親戚がいませんでした。
そのため、自身の遺産については、高知の「やなせたかし記念館」と東京の「やなせスタジオ」に回して管理するように伝えていたようです。
越尾正子さんは、やなせさんにとって大切な子供のような作品と財産を守り続けているのです。
性格やエピソード
- 表に出る性格ではないため、友人には「あなたが有名人の会社で働くなんて、想像できない」と言われていた。
- やなせからは「越尾さんは名前に尻尾の尾がついてるからいつも後ろにいるけど、少しは前に出てきて欲しい」と言われたことがある。
- やなせの妻からは「辞めないでね」「どこか子供っぽいところがある二人を残していくのは心配」と言われたことがあった。
- やなせの妻との金沢旅行がきっかけで、「旅のことがちゃんとできる」と秘書としての素質を見出された。
- やなせは昔のことをあまり話そうとしなかったが、やなせが書いた「音楽の父バッハ」という伝記に感想を言ったことがきっかけで昔話をよくしてくれるようになった。
- やなせの希望で、「足の指回し」を1日2〜3回頼まれてやっていた。
- 「別れ」に対してドライな性格だと自認していたが、やなせの晩年は「一瞬でも、管に繋がれていても、生きていてほしい」と願った。
- やなせが亡くなった時は、「先生、生き切りましたね」と声をかけた。なぜか泣けなかった。
越尾正子さんがお話しされている様子などは、こちらの動画でご覧いただけます。
越尾正子さんのエピソードは、こちらの本を参考にしました。
越尾正子さんは結婚してる?夫・子供など家族について調査!

結論からお伝えすると、越尾正子さんは独身(未婚)で、夫や子供などはいない可能性が高いです。
詳しくみていきましょう。
養子縁組を断る
越尾さんの自伝では、やなせたかしさんからの養子縁組の申し出を断ったというエピソードが登場しています。
越尾さんは、「母の代ではなく自分の代で越尾家を終わらせたい」という覚悟があったそうです。
「越尾さん、オレの養子にならないか」
越尾正子. やなせたかし先生のしっぽ ~やなせ夫妻のとっておき話~ (p. 134)
突然なことでびっくりした。
でも、私には一つの覚悟があったから、即座に答えた。
「私の代で越尾の家を終わらせようと考えているので、養子にはなれません」
やなせ先生は静かに、「そうか」とだけ言った。
越尾の姓は珍しい名字だが、特別な由緒も、もちろん財産もないので、家名を残す必要などない。
けれども、やなせ先生より一回り上で同じ未年の私の母は、ある部分すごく古い考えの人で、家名を自分の代で潰したくないという思いを持っていた。
そんな母のことを思うと、母の代ではなく私の代になってから、私の責任で越尾の家を終わらせようと決めていた。
つまり、このエピソードからは、
越尾さんの後に続く世代がいない=子供がいない
ということが分かります。
この時点で、越尾さんの母はすでに亡くなっていたようで、父親・兄妹などの話は出てきていませんでした。
詳しいことは不明ですが、やなせたかし先生から養子の話が出たのは、越尾さんが「結婚していない」「肉親がいない」ということが理由の1つだったはずです。
恋愛ごとに興味がない
また、越尾さんの自伝では「恋愛ごとにあまり興味がない」ということも明かされています。
先生の自伝などでは、高知新聞時代に奥さんが広告費を集金する際にハンドバッグを投げた話や恋敵の出現など書かれているが、私には二人が恋に落ちた話はしてくれなかった。
越尾正子. やなせたかし先生のしっぽ ~やなせ夫妻のとっておき話~ (pp. 26-27)
恋愛ごとにあまり興味がないことを見透かされて、話さなかったのかもしれない。
この通り、越尾さんは、やなせたかしさんと妻・暢さんの馴れ初めなどは聞いたことがなかったそうです。
越尾さん自身は、「浮いた話に興味がなさそう」と見抜かれていたからかもしれないと語っています。
越尾さんには「自分のペースで働き、好きなことをして暮らしたい」という人生のテーマがありました。
結婚や恋愛だけが幸せではない・・・今でいう独身主義的な「自由なライフスタイル」が、越尾さんにとっての幸せだったのでしょう。
まとめ
今回は、株式会社やなせスタジオの代表取締役・越尾正子さんについてwiki風に取り上げました。
この記事を執筆時点で、77歳の越尾正子さんは独身で、ご結婚はされておらず、夫や子供もいらっしゃらない可能性が高いです。
現在は、やなせ夫婦が残した「アンパンマン」などの作品を守り続けておられます。
越尾正子さんしか知らない数々のエピソードはこちらの本でお読みいただけます。
越尾正子さんをモデルにしたキャラクターは、朝ドラ「あんぱん」にも登場しています。



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