2025年前期の朝ドラ「あんぱん」。
あんぱん第14週の予告では、のぶの妹・朝田メイコが「うち東京に行きたいが」と打ち明けるシーンが流れました。
あんぱん第15週のあらすじでも、「メイコが家出をする」「夢に向かって踏み出す」というエピソードが描かれる予定です。
一体、メイコはなぜ東京に行きたいと思ったのでしょうか?
メイコとは「夢」とは何なのでしょうか?
そこで今回は、
- あんぱんメイコの東京行き・家出の理由はなぜ?
- あんぱんメイコのモデルの史実とは?
について詳しくご紹介していきます!
※モデルや史実に基づいた考察記事であり、ドラマの今後のストーリーを確定するものではありませんので、ご了承ください。
【あんぱん】メイコはなぜ東京に?家出の理由を考察!

のぶの妹・メイコは、「歌手」または「劇団員」になるために東京に行くことを夢見るものと考察されています。
メイコは「歌好き」キャラ
あんぱんの公式プロフィールでは、朝田家の三女・メイコは、「歌が好きな女の子」として紹介されています。
のぶの妹(三女)
天真爛漫(てんしんらんまん)で、歌うことが好きな三女。朝田家の皆を幸せな気分にさせる。
https://www.nhk.jp/p/anpan/ts/M9R26K3JZ3/blog/bl/pdojxkWjnp/bp/pWEoL12jdD/
ここで、あえて「歌が好き」と紹介されていることからも、メイコのキャラクターは「歌」が将来の鍵となる可能性が匂わされています。
また、朝田家にはラジオがあり、最新の歌謡曲を毎日聴くこともできます。
そのため、今後のメイコは「歌手」または「劇団員(ミュージカル・歌劇団)」などに憧れることは自然な流れではないでしょうか?
歌が上手なキャストを配置
また、「あんぱん」でメイコ役を演じる原菜乃華さんは、歌手ではないものの、歌が上手なことで有名です。
最近出演したドラマ・映画「推しの子」では、アイドルの役を演じ、歌だけでなくダンスの上手さも注目されています。
演技、歌唱力、ダンスなどのマルチな才能を兼ね備えたキャストを配置していることからも、それらを活かしたストーリーが展開されていく可能性が高いでしょう。

家出したメイコのその後
この記事を執筆している時点で公表されている「あんぱん」のあらすじでは、「高知市内でのぶと同居しながら夢への一歩を踏み出す」という展開が予定されています。
のぶ(今田美桜)の家で暮らすことになったメイコ(原菜乃華)は、夢に向かって一歩を踏み出す。
https://bangumi.org/tv_events/AkXYgAQrcAM?overwrite_area=34
メイコは東京には行かず、御免与町にも戻らず、いったん姉のぶの家に落ち着くことがわかりました。
そして、その上で「夢への一歩を踏み出す」との展開で、それ以外の詳しいことは発表されていません。
戦後間もない時期に、メイコが歌手や劇団員を目指すとすれば、どのような方法が考えられるでしょうか?
①地方での活動から始める
高知県のような地方では、地元の祭りやイベントでの歌唱が最初の舞台となり得ました。
地域のラジオ局(高知放送など)で開催されるアマチュア歌謡コンテストに応募し、そこで注目されるのが有名になる1つのルートとして考えられます。
例えば、1940年代後半はNHKラジオの「素人のど自慢」が人気で、これに出場してスカウトされるケースもありました。
②上京してプロの養成所に入る
当時の音楽業界の中心は、「東京」や「大阪」です。
歌手を目指すなら、家族の支援を得て上京し、レコード会社や芸能事務所のオーディションを受けるのが一般的でした。
「ビクターレコード」や「コロムビアレコード」などの大手レコード会社が新人を発掘しており、オーディションやスカウトが歌手デビューの入り口でした。
メイコが高知市内に留まったのは、「職探し=上京資金を稼ぐため」という現実的な理由かもしれません。
③米軍キャンプでの公演
戦後、米軍駐留地(高知にも米軍基地があった)でのエンターテインメント需要が高く、ジャズやポップスを歌う女性歌手が求められました。
英語の歌を覚え、米軍キャンプで歌うことでプロへの足がかりを得る例も多かったようです。
素人のメイコがいきなり米軍キャンプで歌うことは考えにくいですが、のぶの新聞記者のツテで何らかの機会に恵まれる可能性もあるでしょう。
【あんぱん】メイコのモデルの史実では宝塚音楽学校が夢!

また、「あんぱん」のメイコが歌手や劇団員を目指す可能性の理由として、もう1つ大きな手がかりがあります。
それは、小松暢(のぶのモデル)の一番下の妹さんが「宝塚音楽学校に入りたい」という夢を持っていたことです。
高知新聞社出版の本「やなせたかしはじまりの物語」では、このように紹介されています。
一番下の妹が「宝塚音楽学校に入りたい」と言った時、快活で歌の上手な暢さんの方が「向いている」と、周囲が勧めたという。
「やなせたかしはじまりの物語」(高知新聞社)
小松暢さんには、瑛(えい)さんと圀(あき)さんという妹がいました。
一番下の妹というのが「池田圀(いけだ・あき)さん」で、「あんぱん」のメイコの実在モデルと考えられるのです。
ただし、池田圀さんがその後どうなったかについては情報がないため、ここはドラマの完全オリジナルストーリーとして展開されていくと考えられます。
やなせたかし妻の妹や兄弟については、以下の記事で詳しくご紹介しています。

一方で、気になるのは「辛島健太郎(高橋文哉)」との関係ですよね!
今後について少しネタバレをすると、のぶは1年以内に新聞社を辞めて上京することになります。
その時に一緒に住んでいるメイコも上京する可能性が考えられます。
その後、嵩ものぶを追いかけて上京する展開となるため、健太郎も職を求めて一緒についてくる可能性がありますね。
ということは、東京にて、健太郎とメイコの恋が発展して結婚・・・という流れも期待できるのではないでしょうか?
今後も朝ドラ「あんぱん」から目が離せませんね!
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