やなせたかし夫婦をモデルにした朝ドラ「あんぱん」。
あんぱん第24週「あんぱんまん誕生」では、中尾星子(なかおせいこ)という女性が登場します。
中尾星子は、のぶが開いた小さな茶道教室の生徒で、早くからアンパンマンのファンとなる人物。
そんな「中尾星子」というキャラクターには、実在モデルがいるのでしょうか?
そこで今回は、
- 中尾星子(なかおせいこ)の実在モデルは誰?
- 中尾星子(なかおせいこ)を演じるキャストは誰?
について詳しくご紹介していきます!
※本記事には、朝ドラ「あんぱん」の今後の展開を含む可能性がありますのでご注意ください。
あんぱん中尾星子の実在モデルは誰?のぶの茶道教室の生徒!

中尾星子のモデルは、柳瀬暢さんにスカウトされて会社に入社した「越尾正子(こしお・まさこ)」さんである可能性が高いです。
入社した越尾正子さんは、経理などの事務仕事を担当。
暢さんが亡き後は、晩年のやなせたかし先生を秘書として懸命に支えました。
その後、会社を引き継ぎ、現在も「株式会社やなせスタジオ」の代表取締役をしている方です。
詳しく見ていきましょう!
茶道教室の生徒・中尾聖子の役どころ
中尾星子(なかお せいこ)
のぶが自宅の茶室で開くことになる小さなお茶教室の生徒。
アンパンマンの魅力に早くからほれ込むようになる。
さらに「あんぱん」の制作側からは、「やない夫婦の意志を受け継いでいく」重要な役柄だと明かされています。
古川琴音さんには、やない夫婦の意志を受け継いでいく中尾星子役を担っていただきます。
マグミクスより
このことからも、やなせスタジオを守り続けている越尾正子さんをモデルにした人物である可能性が高いです。
「なかおせいこ」と「こしおまさこ」の名前の響きも似ていますよね!
越尾正子さんとの出会い
越尾正子さんは、柳瀬暢(のぶのモデル)が開く茶道教室の生徒でした。
趣味で茶道を習っていた越尾さんは、長い間習っていた先生が引退することに。
その指導の手伝いに偶然来ていた柳瀬暢さんと出会い、越尾さんは次の先生を暢さんに決めたのでした。
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「うちで働かない?」
1992年(平成4年)。
越尾正子さんは43歳の時に、長年勤めていた会社を退職することにしました。
「自分のペースで働きながら、好きなことをして暮らしたい」という気持ちがあったからだそうです。
退職したことをお茶の教室で暢さんに話すと、「あら、うちで働かない?」と思いがけないスカウトを受けます。
「うち」というのは、「やなせスタジオ」のこと。
当時、経理などの事務は、暢さんの妹・瑛(えい)さんが担当していました。
しかし、瑛さんも高齢になり体調不良が多くなったため、後任をちょうど探していたのです。
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迷った末に就職
越尾正子さんは、「暢さんからのスカウトに数日迷った」と自伝で語っています。
理由はこうです。
- 繊細そうな漫画家と自分の大雑把な性格が合わないと思った
- 知り合いのところでは働きたくないと考えていた
一方で、「この話を断ったらお茶の稽古に行きづらくなる・・・」と葛藤。
結局、越尾正子さんは、好きなお茶を続けるために「やなせスタジオ」に就職することを決めるのでした。
この時、やなせたかしさんは73歳、柳瀬暢さんは74歳でした。
事務から秘書へ
やなせスタジオに入社した越尾正子さんの主な仕事は、経理・事務全般。
法人・個人の通帳や印鑑だけでなく、金庫の番号や鍵の置き場所も全て教えられたそうです。
暢さんは自分の眼を信じ、新人の越尾さんに全てを託したのです。
それは、癌の闘病をしていた暢さんが「自分がいなくなっても困らないように」と考えてのことだったようです。
実際、越尾さんが入社した半年くらいから、暢さんは体調を崩し始めていました。
そしてその後、わずか1年ほどで、暢さんは癌で帰らぬ人となってしまいます。
暢さんは、越尾正子さんにこのように言葉を残したそうです。
「あなたはうちの人に似ているから、きっと気が合うと思う。絶対辞めないでね」
暢さん亡き後は、越尾正子さんは、やなせ先生のスケジュール管理や身の回りの世話なども行う秘書となります。
「オレの養子にならないか」
やなせ先生の秘書となり、忙しくも楽しく過ごしていた越尾正子さん。
ある日、やなせたかしさんから真剣に言われてそうです。
「越尾さん、オレの養子にならないか」
柳瀬夫婦には、子供がいませんでした。
やなせ先生と越尾さんは30歳ほど歳が離れていたため、「親子」と名乗っても不自然ではありません。
突然の申し出に越尾正子さんはとても驚いたようですが、養子縁組については丁重にお断りをしたそうです。
なぜなら、独身の越尾正子さんは、「親の代ではなく、自分の代で越尾家を終わらせたい」と考えていたからでした。
越尾さんが理由を話すと、やなせ先生は残念そうに「そうか」との返事。
養子縁組は実現しませんでしたが、それだけ越尾さんのことを信頼していたのだと伝わってきますね。
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コシオさんありがとう
晩年、やなせ先生は数多くの病と闘いながら仕事をしていました。
そんな先生を懸命に支え続けたのが、秘書の越尾正子さんでした。
もう自分が長くないと悟ったのか、やなせ先生は”ある言葉”をよく呟くようになります。
神様 仏様
ありがとう ありがとう
お父さん お母さん
ありがとう ありがとう
オブちゃん(※) 千尋
ありがとう ありがとう
コシオさん コシオさん
ありがとう ありがとう ありがとう
※オブちゃん:妻の暢(のぶ)さんの愛称。
やなせ先生が、家族と同じように越尾さんに深い感謝の念を抱いていたことが伝わってきますね。
2013年10月、やなせたかしさんは病室で越尾さんに見守られ、94年の人生を終えました。
その後、越尾正子さんは会社を引き継ぎ、「株式会社やなせスタジオ」の代表取締役に就任。
越尾さんは現在も、やなせたかしさんの著作物などの管理を行い、多くの作品を守り続けています。
越尾正子さんのプロフィール
| 名前 | 越尾 正子 |
|---|---|
| 読み方 | こしお まさこ |
| 生まれ年 | 1948年 |
| 年齢 | 77歳(2025年現在) |
| 出身地 | 東京都 |
| 職業 | 株式会社やなせスタジオ代表取締役 |
| 経歴 | 高校卒業後、協同組合に就職し事務関連の仕事に従事。 趣味の茶道がきっかけで1992年に有限会社やなせスタジオに就職。 その後、商号変更に伴い株式会社やなせスタジオの代表取締役に就任。 |
越尾正子さんのインタビューの様子は、こちらの動画でご覧いただけます。
越尾正子さんが語る貴重なエピソードは、こちらの書籍でお読みいただけます。
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あんぱん中尾星子役キャスト誰?朝ドラ2回目の28歳!
そんな重要な人物・中尾星子役を演じるのは、女優の古川琴音(ふるかわ・ことね)さんです。
| 名前 | 古川琴音(ふるかわ ことね) |
|---|---|
| 生年月日 | 1996年10月25日 |
| 年齢 | 28歳(2025年9月現在) |
| 出身地 | 神奈川県 |
| 所属事務所 | ユマニテ |
| 特技・趣味 | ダンス(バレエ・ヒップホップ)、ガーデニング、散歩 |
古川琴音さんは、中高と演劇部に所属していたことから役者志望となり、現在の事務所に所属。
2018年、20歳の時に沖縄市の観光PR動画で女優デビューを果たします。
同じ年には、短編映画「春」で主演を飾り、「京都国際映画祭2018」エンターテインメント映像部門でグランプリ受賞。
※同映画でTAMA NEW WAVEベスト女優賞も受賞。
他にも、舞台やドラマ、CMなどにも引っ張りだこで、活躍中の若手女優さんの1人です。
最近では、資生堂「マキアージュ」の新ミューズにも就任しています!
そんな古川琴音さん、朝ドラ出演は、出演は、2020年の「エール」に続き今回が2回目です。
「エール」では、古山家の娘・華役で出演していました。
恋する乙女から古山家の娘の顔へ。華の表情変化が素晴らしい。#エール pic.twitter.com/US16E3lxrH
— Kenzy (@KenzyPowell) October 28, 2020
今回の「あんぱん」出演に際しては、「物語のラストを彩る大切な役をいただき、震える気持ちでいっぱい」と語っています!
大好きで見続けてきた本作に、まさか自分が出演できるなんて…しかも物語のラストを彩る大切な役をいただき、震えるような気持ちでいっぱいです。
マグミクスより
私が演じる中尾星子さんは、やないさんとのぶさんを最後まで支え、2人の想いを引き継ぎアンパンマンを次の世代へ繋げている方。
のぶさんに「嵩に似ている」と言われる場面が心に残ります。
純粋にアンパンマンを愛し、不器用でも地味でも揺るがない芯を持つその姿に、私自身も励まされながら撮影に臨んでいます。
温かいチームの中で、この物語に心を込めて参加できることを幸せに思います。
古川琴音さん演じる中尾星子がどんな存在感を放つのか・・・
「あんぱん」のラストに向けてとても楽しみですね!
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