小泉八雲の妻・セツさんをモデルにした朝ドラ「ばけばけ」。
18歳になったヒロイン・トキは、家計を救うために婿養子をもらうことを決意。
お見合いをする事になります。
そんな、トキのお見合い相手のモデルは実在するのでしょうか?
そこで今回は、
- 【ばけばけ】トキのお見合い相手のモデルは誰?
- 【ばけばけ】トキのお見合いどうなる?小泉セツの史実から!
について詳しく掘り下げていきます。
※本記事は、朝ドラ「ばけばけ」の今後の展開を含んでおりますのでご注意ください。
【ばけばけ】トキのお見合い相手のモデルは誰?

「ばけばけ」のトキは、合計で2回のお見合い(縁談)をする事になります。
トキの最初のお見合い相手にはモデルがいませんが、2回目のお見合い相手のモデルは「前田為二」さんである可能性が高いです。
一人ずつ見ていきましょう!
1回目のお見合い相手:中村守道のモデル
トキの最初のお見合い相手は、
中村守道(なかむら もりみち)
です。
松江藩の元武家であり、現在は父親とともに商売をしている好青年という役柄。
いわゆる「ざんぎり頭(髷がない)」で「洋服」を着こなす、新時代に対応している家柄として描かれます。
彼は誠実で素直な性格で、トキとお互いに好印象を持ちます。
一方で、いまだに武士として着物と髷(まげ)を結っている松野家の男たちとは対照的。
同じ元武家でも、価値観が全く異なることがネックとなるのです。
先に結果をお伝えすると、この1回目のお見合いは「失敗」に終わってしまいます。
そんなトキの最初のお見合い相手・中村守道のモデルは特定できていません。
というのも、トキのモデル・小泉セツさんに「縁談が持ちかけられた」という事実はあります。
しかし、その縁談相手は「困窮士族の次男」でした。
また、
- 小泉セツさんが何度かお見合いをした
- 小泉セツさんはお見合いに失敗した
などの情報は関連書籍を見ても確認できません。
つまり、この中村家とのお見合いは、ドラマのオリジナルストーリーである可能性が高いです。
トキの縁談が自分(父親と祖父)たちのせいで破談になったことが、髷(まげ)を落とすきっかけとして描かれます。
2回目のお見合い相手:山根銀二郎のモデル
トキの2回目のお見合い相手は、
山根銀二郎(やまね ぎんじろう)
です。
銀二郎は、鳥取県因幡(現:鳥取市)の足軽の次男。
山根家も同じく困窮しており、極貧生活の中で育った苦労人として描かれています。
時代が変わってもなお、武士としての生き方を貫いており、松野家と似たような価値観です。
銀二郎の趣味は、
- 浄瑠璃
- 怪談
です。
同じく怪談好きなトキとは、相性ぴったりですね。
そんな山根銀二郎の実在モデルは、
前田為二(まえだためじ)
である可能性が高いです。
小泉セツさんは、この前田為二さんと「最初の結婚」をしています。
つまり、小泉八雲とは再婚なのですね。
実際には前田家とは「お見合い」などはなく、初めて会った日がそのまま祝言だったようです。
このとき、小泉セツ(稲垣セツ)さんは18歳で、為二さんは28歳でした。
前田為二との共通点
ばけばけの「山根銀二郎」と「前田為二」の共通点は以下の通りです。
- 出身地:因幡
- 身分:困窮した元士族
- 続柄:次男
さらには、前田為二は、「物語好き」「近松の浄瑠璃物を愛読」と言った趣味も。
このように共通点が多いことからも、トキのお見合い相手・山根銀二郎のモデルであると推測しています!
【ばけばけ】トキのお見合いどうなる?小泉セツの史実から!

気になるトキのお見合いは、
1回目:失敗
2回目:結婚→離婚
という結果になってしまいます。
1回目が失敗に終わるというのは先ほどお伝えした通りです、2回目には一体何があったのでしょうか?
詳しく見ていきましょう!
一年足らずで行方不明に
「ばけばけ」ヒロイン・松野トキは、同じ怪談好きという青年・山根銀二郎とお見合い。
そして、無事に縁談がまとまり、婿養子として迎え入れる事になります。
銀二郎は、松野家の貴重な働き手となりました。
「荷運びの仕事」を真面目に頑張りながら、夜はトキに物語を語ってくれていたのです。
そんな中、銀二郎は松野家に深刻な借金があることを知ってしまいます。
さらに、トキが働いていた工場が閉鎖され、貴重な収入源を失う事に。
「トキが遊女にされてしまうかもしれない」と案じた銀二郎。
武家の体面など捨てて「遊郭の客引き」を副業にし、昼夜問わず働くことにします。
しかし、銀二郎はその後、ある理由から姿を消してしまいます。
遊郭の客引きをしていることが、トキの父や祖父にバレてしまったのです。
松野家のことを思って一生懸命働いていましたが、「恥さらし!」と酷く罵倒された銀二郎は傷つきます。
そして、トキへの手紙を残し、家を出ていってしまうのでした。
東京で発見するも・・・
トキは、銀二郎の居場所を突き止めました。
銀二郎は遠く離れた「東京」の地で、人力車の車夫になっていたのです。
トキは銀二郎に「やり直したい」と告げますが、銀二郎は「君と二人ならいいが、あの家族とは一緒に住めない」と言います。
トキは、銀二郎のことはとても好きでした。
しかし、大切な家族を捨ててまで銀二郎と一緒になる決断は、トキにはできなかったのです。
トキは銀二郎とひとときのランデブーを楽しみますが、連れ戻すのを諦めて、松江に帰ります。
その後、銀二郎は松野家から正式に離縁し、離婚が成立します。
小泉セツさんの史実
ここまで朝ドラ「ばけばけ」の今後の展開をご紹介してきましたが、小泉セツさんの史実も概ね同じような流れでした。
史実との違いは、結婚相手の行き先が
- ばけばけ:東京
- 史実:大阪
だったということです。
さらに、史実はもっと悲惨な展開でした。
このことは、「小泉セツ」という書籍でこのように紹介されています。
多額の負債を抱えた貧乏な暮らしに耐えられなくなった為二は、1年も経たぬうちに出奔してしまった。
引用:小泉セツ・八雲と『怪談』を作り上げたばけばけの物語
やがて為二が大阪にいることを耳にしたセツは、直接会って戻ってきてくれるように必死に懇願するが、冷たく断られてしまう。
セツは我が身を襲う不幸の連続に、川に身を投じる衝動に駆られたという。
小泉セツさんは、
- 大阪に会いに行くも冷たくされる
- 川に身投げしたいと思うほどショックを受ける
という経験をしたのです。
このことが、小泉セツさんの心に深い傷を残したことは間違いありません。
程なくして、前田為二とは正式に離婚が成立。
小泉セツが22歳の時でした。
一方で、ばけばけの「山根銀二郎」はそこまで酷い人物としては描かれていませんし、トキも身を投じるところまで追い詰められることはない予定です。
「ばけばけ」ではこの離婚騒動が史実よりも、ややマイルドに描かれる予定ということですね。
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