やなせたかし夫婦をモデルにした2025年の朝ドラ「あんぱん」。
この記事では、第15週「いざ!東京」のあらすじ(ネタバレあり)をお届けします。
第15週の内容をざっくり言うと
- 嵩とのぶは新聞社で再会し、嵩はアメリカの雑誌を見て「いつかこれよりも面白いものを作りたい」と思ったことをのぶに伝える。
- しかし、嵩は面接でヘマをしてしまい、採用は絶望的になってしまう。
- 朝刊の穴を埋めるため、挿絵を書ける人を急遽探すことになった高知新報では、のぶが嵩を推薦する。
- 嵩の挿絵のおかげで朝刊を無事に発行することができ、1週間後に採用が決まる。
- 社会部に配属された嵩は、その後すぐに月刊誌の編集部に転属となり、のぶと一緒に仕事をすることになる。
- 無事に創刊号が発刊され、予想外の売れ行きに編集部は喜ぶ。
- 次号のために東京出張に行くことになり、嵩はそこでのぶに長年の思いを伝えようと決意する。
- 東京出張で取材対象となっていた「薪鉄子」という地元出身の婦人代議士を探すのぶたちだったが、なかなか見つからない。
- 屋台で食べたおでんに男性陣が食あたりしてしまい、のぶが慌てているとある女性が声をかけてくる。
それでは、あんぱん第15週の詳しい内容を見ていきましょう!
※実際の放送内容とは、多少異なる場合があります。
あんぱん最終回までの吹き出しあらすじ(ネタバレ)はこちらにまとめています。

あんぱん第15週「いざ!東京」あらすじ
嵩との再会
昭和21年5月。
嵩が高知新報の試験を受けに来ました。
面接の自己PRでは、緊張しすぎて話が噛み合いません。
柳井嵩つきたての餅のような・・・
粘り強い性格だと思っています。
あ、「たっすいが」ともよく言われます・・・。



なるほど・・・
確かにそう見えます。
弊社の新聞で、最近関心を持った記事はありますか?



漫画です!
漫画は人の心を明るくしてくれます。
はぁ・・・
君は、受ける会社を間違えたようやね?
嵩の採用は絶望的でした。
世界一面白いものを
面接を終えた嵩に、のぶは廊下で声をかけます。



嵩!たっすいがーはいかん!



え、のぶちゃん!?
どうしてここに?



こっちのセリフや。
その後、二人は屋台で話をすることになりました。



ガラクタの中に見つけたアメリカの雑誌。すごいんだ。
絵も写真も記事も、漫画も・・・。



そのうち、絵を描きたい、漫画を描きたいっていう思いがどんどん湧いてきて。



そうながやね。



僕はいつか必ず、あれよりもっと・・・世界一面白いものを作りたい。



死んだ父さんが新聞記者だったから、それで受けてみようと思ったんだ。
まあ、「受ける会社間違えたね」って言われちゃったけど。



今度うちで雑誌も作るがよ!
世界一面白い雑誌も作れるがで。



それは・・・受かりたかったなぁ。
嵩は、面接官たちの反応から落ちたと確信していました。



うちが面接官やったら合格や。
笑顔で話すのぶに、嵩はドキッとしてしまったのでした。
ピンチヒッター
その日の夜。
のぶは、嵩が昔「高知新報」の漫画大賞で入選したことを思い出します。
会社の資料室に駆け込んだのぶは、古新聞の中から当時の漫画を見つけました。



嵩の漫画・・・
あ、あった!見つけた!
すぐに採用者の人選をしていた東海林たちのところへ向かうのぶ。



これを見てほしいがです!
しかし、話を聞いてもらえません。



取り込みちゅうやぞ。後にしてくれ。
とその時。
社会部の緑川が慌ててやってきました。



まずいことになりました。
明日の二面、穴が空きそうです。
取材した建築屋が倒産してしまったためです。



そりゃあ厳しいなぁ。
この記事の挿絵で埋める。
誰でもいいき、図案家呼んじょけ!
しかし、22時という時間で、なかなか図案家に連絡が繋がりません。



あ、あの!
これ描いた人、挿絵も描けます!
その様子を見ていたのぶは、手に持っていた古新聞を幹部たちに見せました。
夜遅くに高知新報に連れてこられた嵩。
言われるがまま、記事に合う挿絵を描くことになりました。



挿絵ですか・・・?はい。
朝刊印刷の締切時間が迫る中、夢中で絵を描く嵩をのぶは陰から見守ります。
嵩は時間内に、見事に挿絵を描き上げました。



悪ないなぁ。
より分かりやすくなった。



やるやんか。あのメガネくん!
のぶのアシストもあり、高知新報への採用も決まりました。
月刊くじらの創刊
月刊誌の編集部。
7月の創刊に向けて、のぶは大忙しの日々を送っていました。



くじらのように余すことなく、読み応えのある雑誌にしたいです。



俺らの雑誌は面白い、ためになる。
そう信じて残りの期間、作りきるだけや!
順調に記事が揃って行く中、入稿日にまさかの事態が起こります。



内田先生が逃げました・・・
原稿が間に合いません



え!?
うろたえるのぶたちに対し、東海林の目がキラリと光ります。



入稿まであと1時間か・・・
面白ければみんな読む。
のぶは、社会部に配属されていた嵩のもとへ。



50分で漫画を描け。



え、はい・・・。



困ったときのメガネくんやなぁ。
戸惑いながらもピンチヒッターを引き受けた嵩は、無事に漫画を描きあげます。



・・・できました!



印刷に回せ!



はい、行ってきます!
その後、嵩も「月刊くじら」編集部への異動が決まりました。
【やなせたかしさんと月刊高知】
史実において、やなせたかしさんは「月刊高知」の表紙の絵のピンチヒッターを引き受けた経験がありました。
創刊号ではなく、第2号の絵を依頼していた高知市出身の漫画家・横山泰三が締切に間に合わなかったためです。
いきさつは編集後記にも書かれ、「ピンチヒッターで小生が受け持ちましたが、どうも凡フライで申し訳ありません。」とユーモラスに語られています。
その後、やなせたかしさんは計8回も表紙を担当しました。
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次号のアイデア
のぶたちが創刊させた「月刊くじら」。
2日で2000部を打ち切り、好調な滑り出しを見せました。



みんな、おめでとう!
月刊くじらは2日で売り切れた!



たまるかー!



おお〜!!
次号が4ページ増えることとなり、次号の特集について編集会議が始まります。



高知出身の代議士の特集はどうでしょうか?
東京まで取材に行くとか・・・。



「東京」ですか・・・
幼い頃から憧れていた「東京」という言葉にのぶは反応してしまいます。



柳井さんは東京の芸術学校行ってたよね。



じゃあ銀座も行ったことあるんですか?



学生時代に毎日銀座に行ってました。



ちくしょー!
よーし!東京へ取材行くか!
東京出張の旅費や滞在費のために、広告費の未回収を取り立ててくることになりました。
広告費の回収
のぶと嵩は、広告費の集金に一緒に出かけることになりました。
創刊号に広告を出稿した質屋が、広告費を払わないのです。



商売の邪魔じゃ。いね。



払ってください。
現に、こちらの雑誌にお宅の広告は載っているんですから。
嵩は「月刊くじら」を店主の鰐口に手渡しますが、パラパラとめくるだけです。



なんね・・・つまらん記事ばっかりや。くだらん漫画まで。
紙の無駄遣いや!!こんなもんに払えるか。



ちゃんと読みもせんと何がわかるがですか?
うちらあは世界一の雑誌やと思うて作っちゅうがです!
のぶは思わず手に持っていたハンドバッグで店主の手を払い除けました。



なんな女のくせに!その態度は!
思い知らせちゃらあ!!



(ビンタを受ける音)



気が済むまでどうぞ。
でも広告費はしっかり払ってください。
兵隊でビンタに慣れていた嵩はびくともせず、毅然とした態度でのぶを守ります。
その後、店の奥からオーナーの羽村が出てきました。



すみません・・・忘れちょりました!!
ざんじお支払いしますき、少々お待ちを!!
二人は無事に広告費を回収できました。



僕の漫画、かばってくれて嬉しかった。
ありがとう。



お礼を言うのはこっちや。
嵩、勇ましかったで!
二人で話すときは、呼び方が「柳井さん」から「嵩」に戻っていました。
嵩は、のぶからの思いがけない褒め言葉に動揺していました。
【ハンドバッグ事件】
小松暢さんの史実にも「広告の集金」に関するエピソードがあります。
史実では、一人で集金に出かけた暢さんが、女だからと甘くみられたことに怒り、「はっきりしてよ!払うの払わないの!」と手に持ったハンドバッグを店主めがけて投げつけました。
バッグは見事に命中し、見事に広告代金は支払われたようです。
このエピソードには後日談があり、その店に偶然居合わせた紳士が暢さんに惚れてしまい、求婚を申し込んだそうです。
暢さんはもちろん断りましたが、このライバル出現は、やなせたかしさんの恋心に火をつけるきっかけとなりました。
好きな人
東京出張を控え、のぶは家でメイコと話をしています。



次郎さんのカメラ、持っていくが?



うん。せっかくやき、次郎さんと一緒に行きたいなと思って。
メイコは、健太郎への想いをのぶに相談します。



うち、好きな人がおるがやけんど・・・
その人はうちのこと、女として見てくれんが。



そうながや。
メイコは・・・その人にどういて欲しいがで?



振り向いてもらって、好きなってもらって・・・
お嫁さんになりたい。
その人と、幸せになるがやき。



幸せになれるかどうかは・・・分からんで。



幸せになるかどうかより、「この人とやったら不幸になってもえい。」それが、本当に好きやということないろうか。
のぶはそう言い残して出勤していきました。
メイコの恋
闇市の健太郎の店。
メイコは健太郎の顔を見に寄りました。



メイコちゃん、今日はどうしたと?



たまたま通りかかって・・・!
メイコは、今朝ののぶとの会話を健太郎に話します。



そげん旦那さんのことば思いよったら、柳井くんの恋は絶望的やねぇ。



あの・・・健太郎さんにもそういう人おりますか?
不幸になってもえいき、一緒におりたい人。



いや、俺はせっかく生きとっちゃけん・・・幸せになりたかよ。



・・・ですよね。
健太郎はメイコの気持ちには全く気づいてないようです。
その後、コン太が慌てた様子で店に帰ってきて、それ以上話すことはできませんでした。
東京出張へ
東京出張の前日。
のぶたちは、取材する代議士の資料に目を通しています。



この薪鉄子っていう代議士。
「ガード下の女王」って呼ばれてるんですよ。



婦人代議士は時代の象徴やきにゃあ。



ガード下の女王・・・
どんな人ながですかね。



活動拠点がガード下。
家や親を亡くした浮浪児や身売りさせられそうな戦争未亡人などを助けゆうそうです。



こんな人がおったらあて・・・!
お聞きしたいことが山ほどあります。
高知初の女性の代議士として活躍している薪に興味を持ちました。



東京は大きな空襲があったので、どうなっているんだろう。



柳井さん、有楽町にも行ったことあるがですか?



はい。戦争前の話ですけど・・・目に映るものはみんなキラキラしてて、歩いている人はみんなおしゃれで。美女ばかりで。



よし、柳井。次の表紙はお前が描け。
東京のキラキラ美女を表紙にするんや!
東京への期待を膨らませる編集メンバーでした。
長年の想い
その日の夜。
闇市で、嵩と健太郎はお酒を飲んでいました。
健太郎は闇市の店を閉めることを考えています。



もともと当面の間の食い繋ぎやもん。
柳井くんも無事就職したけん、次は俺ったい。



高知離れちゃうのか・・・寂しくなるな。



のぶちゃんと一緒に働けて、東京まで行けて。
柳井くん今ちかっぱ幸せやろ?



近いけど遠くに感じるよ。
のぶちゃんはすごいんだ。



必死に前に進もうとしてる。弱音も吐かない。
僕みたいなやつ、好きになっちゃいけないんだ。



柳井くん・・・
本当は自分が傷つきなくないだけっちゃなかと?
そこへ、近くで酒を飲んでいた小田琴子が割り込んできます。



柳井さん。
あなた女心を全然わかっちゃーせんですね!
そして、琴子から、ある秘密が明かされます。
嵩が入社できたのは、のぶのアシストがあったからだったのです。
健太郎は嵩にハッパをかけます。



柳井くん、よかったやんか〜!



銀座の街角で、長年の思いば伝えるったい!
今ここで動かな、一生後悔する。
いざ、東京へ
東京駅。
のぶたち「月刊くじら」編集部メンバーが、東京に降りたちました。
さっそく取材対象である「ガード下の女王」の自宅に向かうものの不在でした。



無駄足じゃったなぁ・・・
宿でちっくと休もう。



たっすいがーはいけません!
時間がもったいないです。



元気ですね・・・



薪先生はきっとこの辺りにおります。
捜しましょう。
のぶたちは市場やガード下を探し回りますが、やはり姿は見つかりません。
その後、捜索を一区切りし、屋台のおでんを食べることに。



いただきます。
うん、ちくわうまい。
のぶは遠慮して、野菜だけ食べています。



大根だけでいいの?



どんどん食べてください。
大根は味がしゅんで一番美味しいですき。
その後、嵩とのぶは一緒に辺りを探すことになりました。
すると、嵩はのぶに改まってお礼を言いました。



ずっとお礼を言いたかったんだ。
僕が高知新報に入れたのは・・・
のぶちゃんのおかげなんだよね?
のぶが微笑み返すと、嵩が急に腹の不調を訴え始めます。



ごめん、なんか急にお腹の具合が・・・



え?嵩?どういたがで?
まだ近くにいた東海林や岩清水もお腹を抑えて帰ってきました。



柳井・・・のぶ・・・助けてくれぇ・・・



僕も・・・・



え?ちょっと大丈夫ですか?
3人の体調不良に慌てるのぶ。
野菜だけ食べていたのぶだけが無事でした。
そこへ、ある女性が声をかけてきました。



何?なんか変なものでも食べたの?



こんな暑い日におでんなんて食べるからだぁ。
仕方ないねぇ、部屋に運ぶよ!
女性に連れられて、のぶたちは近くの部屋で休むことになりました。
その女性こそが、のぶたちが探していた人物でしたが、庶民的な格好すぎて誰も代議士だとは気がつきません。
偶然の出会いと別れ
雑居部屋のようなところで、男性陣は横になりました。



ただの食あたりだよ。
出すもん出したら治るわ。



う・・・あの、お手洗いどこですか・・・?



向こうだよ。
付き添ってやろうか?ハハハ!



け、結構です・・・!
よろよろになりながら手洗いに向かう嵩に大笑いをする鉄子。
その豪快な笑いっぷりに、のぶは只者ではない雰囲気を感じます。



・・・・・。
同じ頃。
高知ののぶの家に、蘭子が尋ねてきていました。



お姉ちゃんみたいに、うちも一歩踏み出すつもりや。



素人のど自慢?



それもあるけんど・・・別の一歩や。
メイコは健太郎に想いを伝える決意をしたようです。
しかし、闇市の健太郎の店は無くなっていました。



うそ・・・どういて・・・。



メイコ、どういたがで?大丈夫?
メイコは動揺を隠しきれません。
おばさんの正体
翌日。
東京では、食あたりの男性陣は無事に回復していました。



お!おでんトリオ、復活したみたいだね。



おでんトリオ・・・?



本当に、お世話になりました。



男は戦争に負けてくたびれてるからね〜
女がしっかりしないと。



くたびれててすみません・・・。
のぶは、謎の女性に改めて自己紹介をしました。



私たち、高知からきた新聞記者ながです。
「ガード下の女王」と呼ばれゆう代議士の先生をご存知ないですか?



さぁ〜。
そんな人がいたら会ってみたいねぇ。



そうですか・・・。
鉄子の反応を見て、やはりのぶは何か気になるようです。
出張の最終日
それから3人の代議士の取材を終えたのぶたち。
いよいよ東京取材の最終日となりました。



気さくな先生らあが多かったですね。



結局ガード下の女王には会えなかったですけどね。



でもまぁ、東京の現状が知れてよかった。
のぶ、帰ったらえい記事書けえよ。



はい。
私、助けてくれたあの女性の話を記事にしたいがです。



好きにせい。
取材行ってきい。



あの!僕も若松さんに同行します。
その後、のぶたちは市場を周り、あの女性を探していました。
すると、市場の人たちの会話を耳にします。
あの先生なら、子供らのために絶対勝ってくれる!
のぶたちは市場の人に聞き込みをして、その勝負が行われている場所へと向かいます。



ほんとにこんなとこにいるのかな・・・
仮にも代議士の先生が。ちょっと若松さん!
のぶは嵩の言葉も気にせずに暗い通路を突き進んでいきました。
そこでは、あの女性がスーツ姿で男たちを相手に麻雀をしています。
相手はこのエリアの元締めでした。



あてが勝ったら・・・
この場所は子供らあに明け渡してほしいがや。



舐めたらいかんぜよ!
ツモ!ホンイツトイトイ東ドラ3の親倍や。
鉄子の逆転勝利に、元締めの男たちは悔しがります。
その様子を側から見ていたのぶは、鉄子とばっちり目が合いました。
〜あんぱん第15週終わり〜
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