やなせたかし夫婦をモデルにした朝ドラ「あんぱん」。
あんぱん第14週「幸福よ、どこにいる」では、朝田家の祖母・くらばあ(浅田美代子)がメイコの手助けをするようです。
浅田美代子さん演じる「くらばあ」とは、一体どのような人物なのでしょうか?
そこで今回は、
- あんぱんのくらばあの過去とは?
- あんぱんのくらばあにモデルはいる?
- くらばあを演じる浅田美代子の歌手人生
について詳しく深掘りしていきます!
※「あんぱん」のネタバレがわかる小説版の続きがまだ発売されていないため、今回の記事は推測となります。
【あんぱん】くらばあの過去とは?何があった?

朝ドラ「あんぱん」のくらばあは、「若い頃に何かを目指していた」「東京を夢見ていた」という過去がある可能性が高いです。
「あの子は昔のあてなが」
あんぱん第14週の予告では、くらばあからこのような印象的なセリフが飛び出していました。

あの子は、昔のあてなが。
朝田家の次女・メイコは、ラジオから流れる「のど自慢」を聴き、「東京に行きたい」と言い始めます。
しかし、東京に行くための旅費を姉・蘭子に断られてしまい・・・。
メイコの気持ちを汲んで、くらばあは何やら行動を起こしそうです。
くらばあには、「メイコの気持ち(夢)を応援したい」という特別な理由があるのでしょう。
くらばあの過去を推測
朝ドラ「あんぱん」のくらばあには、一体どんな過去があったのでしょうか?
放送前のため推測になりますが、
- 東京で叶えたい夢があった
- 歌手や女優になる目標があった
という2つが考えられます。
くらばあは、釜次と結婚して朝田家に嫁ぎ、以来「朝田石材店」を支えている存在です。
しかし、若い頃に、何かの才能を活かして夢を叶えたいという気持ちがあったのかもしれません。
くらばあが若い頃といえば、1890〜1900年代初頭の時代です。
当時は、明治維新後の近代化や西洋文化の影響を受けてエンタメ業界が大きく変化し始めた頃になります。
伝統芸能から近代的な演劇、音楽、映画などが始まり、多様がエンターテインメントが誕生。
そのため、くらばあのような女性が、公の場で活躍する機会も徐々に増え始めた時代です。
しかし、当時は社会的な偏見や世間体の問題、家父長制の影響などもあったようです。
このようにエンタメ業界への女性の進出は、多くの制約や挑戦が伴うものでした。
そのため、若い頃のくらばあが、何かに憧れていたとしても、周りに反対されてしまった可能性が高いでしょう。
さらに、「高知県」という地理的にも都会から遠い場所では、なかなか夢を実現することは難しかったはずです。
あんぱん第69回で、くらばあには「女優に憧れて京都の撮影所に行きたかった」という夢があったことが判明しました。詳しいあらすじはこちらです。
【あんぱん】くらばあのモデルは実在する?


のぶのモデル・小松暢さんの家族については情報が少なく、くらばあのモデルについても詳細は判明していません。
小松暢さんの家族についてわかっているのは、「父」「兄」「妹」のみ。
そのため、祖父母世代についての情報は一切出てきていません。
小松暢さんはやなせたかしさんの妻であるものの、一般人です。
そのため、それ以上のことが詳しく分からないのが実情なのです。
もちろん、小松暢さんにも祖母がいたことは確かですが、「くらばあ」という人物については、ドラマのための架空のキャラクターという可能性が高いです。
一方で、「それいけ!アンパンマン」のキャラクターとして、
- いくらどんちゃん
- ちゅらおばあ
などが「くらばあ」のモデルと噂されています。
しかし、どのキャラクターを見ても、残念ながら「くらばあの過去」のヒントになりそうなエピソードは見つかっていません。
普段は、とぼけたりおっとりしているキャラクターである「くらばあ」ですが、実は心に熱いものを秘めていたのかもしれませんね。
【あんぱん】くらばあを演じる浅田美代子は伝説の歌手だった?


くらばあを演じている浅田美代子さんは現在69歳ですが、1973年に「赤い風船」で歌手デビューし、50万枚以上を売り上げた記録の持ち主です。
浅田美代子 若い頃https://t.co/ZHxzDPcgwr pic.twitter.com/L0EANM4ctc
— ポポロン (@tamujii) November 14, 2023
そして、浅田美代子さんは1973年の「日本レコード大賞新人賞」も受賞。
当時の歌声がこちらになります!
当時の浅田美代子さんは、清楚で親しみやすい、自然体なイメージから、幅広い年代で人気を獲得。
一躍、国民的なアイドル歌手となりました。
その後も「しあわせの一番星」「ひとりっ子甘えっ子」などのヒット曲を発表。
しばらく歌手活動を続けていた浅田美代子さんですが、本格的な活動は1970年代のみの短期間で終わっています。
実はその頃、NHKに出演するための歌手オーディションに何度も落ちてしまい、5回目でなんとか合格したというエピソードが残っています。
もしかしたら、あまり歌唱力に自信がなかったのも、短命だった歌手活動の理由なのかもしれません。
1980年代以降は、俳優業やタレント活動をメインに、テレビ番組やドラマ、映画など多彩な分野で存在感を発揮。
特に、バラエティ番組ではその「天然キャラ」でお茶の間の人気タレントとして活躍されています。
朝ドラ「あんぱん」では、久しぶりに歌声が披露されるのか・・・少し期待してしまいますね!
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