小泉八雲夫婦をモデルにした朝ドラ「ばけばけ」。
第20週からは舞台が松江から熊本へ移りました。
熊本の学校で出会う教師の一人が、「ロバート・ミラー」という外国人です。
ヘブンの良き相談相手となるロバートですが、実在モデルがいるのでしょうか?
また、ロバート役のキャストが誰なのかも気になりますよね!
そこで今回は、
- 【ばけばけ】ロバート・ミラーの実在モデルは誰?
- 【ばけばけ】ロバートを登場させた理由を考察!
- 【ばけばけ】ロバート役キャストのプロフィールや出演歴は?
について詳しく解説していきます!
※この記事は、朝ドラ「ばけばけ」の今後の展開を含む可能性がありますのでご注意ください。
【ばけばけ】ロバート・ミラーの実在モデルは誰?
結論からお伝えすると、
ロバート・ミラーに特定のモデルはいない(オリジナルのキャラクター)
である可能性が高いです。
「モデルがいない理由」として、
- 当時の熊本の学校に外国人教師はいなかった
- 前任者・後任者とも設定が全く違う
ということが挙げられます。
小泉八雲の史実と照らし合わせながら、詳しく見ていきましょう。
理由①:当時の熊本の学校に「外国人」はいなかった
小泉八雲(ヘブンのモデル)が熊本の第五高等学校に赴任した際、親友の西田千太郎へ宛てた手紙にこのように書き残しています。
教師は28人いますが、うれしいことに、他の外国人は一人もいません。
引用:西田千太郎への手紙(1891年11月)
There are twenty-eight teachers, and, I am glad to say, no other foreigner.
つまり、八雲が熊本にいた期間の大半において、彼は「唯一の外国人教師」でした。
そのため、ドラマのように「職場で英語で語り合える同僚の存在」というのは、フィクションである可能性が高いです。
理由②:前任者・後任者とも設定が全く違う
「同僚はいなかったけれど、前任者や後任者をモデルにしたのでは?」という可能性も調べてみましたが、こちらも設定が大きく異なります。
前任者:エバークラミー(カナダ人宣教師)
五高の「初代外国人教師」であり、八雲が来る直前までいた人物です。
「ミラー」と「クラミー」は少し響きが似ていますが、彼には日本人の妻はいないというのが大きな違いになります。
エバークラミーさんは、カナダ人の妻(エリザベス)を伴って来日していました。
もし、ロバートミラーが「宣教師」という設定である場合は、この前任者「エバークラミー」を参考にした可能性も考えられます。
後任者:夏目漱石(明治の文豪)
小泉八雲が熊本を去った後、後任となったのは、あの「夏目漱石(なつめ・そうせき)」でした。
かつて「千円札」に肖像画が描かれていた明治の文豪ですね!
同じく作家として、八雲を尊敬していた一人であるとは思いますが、彼は「日本人」です。
そのため、「ばけばけ」のロバートのモデルである可能性はかなり低いでしょう。
「ばけばけ」に夏目漱石に該当する人物が登場するのかも、今後の注目ポイントです!
【ばけばけ】ロバートを登場させた理由は?
では、なぜ史実にはいないロバート・ミラーをあえて登場させたのでしょうか?
今後のストーリー展開から、彼とその妻(ラン)の重要な役割が見えてきました。
ロバート夫婦の役割(予想)
- ヘブンに西洋的な考えを思い出させるため
- トキに国際結婚の悲しい現実を見せるため
ヘブンに「西洋の価値観」を突きつける
ロバートは、ヘブンの「日本滞在記」を読み、作家としての才能を高く評価しています。
作家としての今後に悩むヘブンに、
「こんな日本の地方に埋もれず、未知の国へ行って新しい本を書くべきだ」
と背中を押す役目を担います。
これは、「未知の場所を開拓せよ」「成功してお金を稼げ」という西洋的な価値観の象徴とも言えます。
西洋人でありながら「日本的な幸せ(家族との暮らし)」を続けたいヘブンに対し、ロバートが悪気なく「西洋的な成功」を説く・・・。
ロバートを同僚の教師として登場させることで、作家であり外国人の「ヘブンの葛藤」を浮き彫りにする役割を担っているのかもしれません。
トキに国際カップルの「リアル」を伝える
ロバートの妻・ランの存在も重要です。
彼女はトキに対し、
「外国人の夫は、いつか1人で本国に帰ってしまうもの」
という、当時の国際結婚の残酷なリアルを語り、トキはショックを受けます。
このように、「いつ壊れるかわからない関係」だとトキに諭すことで、ヘブンとトキの「絶対に離れない絆」をよりドラマチックに際立たせる狙いがあるかもしれません。
今後、熊本編においてトキとヘブンの間には子供が生まれます。
それをきっかけに「日本国籍を取得して正式に結婚する」という史実通りの流れに繋がっていきます。
つまり、ロバート夫婦の登場は「当時の国際結婚=不安定な関係」だということを視聴者に納得させる役割もあるでしょう。

ばけばけ】ロバート役キャストのプロフィールや出演歴は?
そんな重要な役どころ、ロバート・ミラーを演じているのは誰なのでしょうか?
演じているのは、イギリス出身の俳優の
ジョー・トレメイン(Joe Tremain) さん
です。
日本ではまだ知名度が低いですが、本国のイギリスでは子役から活躍されています!
ジョー・トレメインのプロフィール
| 本名 | Joseph Tremain |
|---|---|
| 芸名 | ジョー・トレメイン |
| 国籍 | イギリス |
| 生年月日 | 1991年10月11日 |
| 年齢 | 34歳(2026年2月現在) |
| 特技 | 木工、写真、絵画、歌唱(テナー) |
| 趣味 | ボルダリング、スキー |
| 主な出演作 | 『ドクター・フー』(2005年)、映画『オリバー・ツイスト』(2005年)など |
ロバート役を演じる「ジョートレメイン」さんは、イギリス出身の現在34歳。
日本での活動歴なまだ少なく、家族構成や結婚の有無なども不明となっています。
ただ、日本の事務所に所属していることから、現在は日本に住んでいる可能性が高いでしょう。
今回の「ばけばけ」出演についても、外国人オーディションで勝ち取った役だと考えられますね。
主な出演作品
ジョー・トレメインさんは、子役時代から活動を開始。
11歳前後に短編映画でデビューしてから、「Waking the Dead(2003年)」などのTV作品でレギュラー出演。
その後も、子供向けドラマ(ドクターフー)や映画(オリバーツイスト)、舞台を中心にキャリアを築いてきており、芸歴は20年以上になります。
日本での主なメディア出演は「ばけばけ」が初めてですが、本国では以下のように多くの作品に出演されています!
テレビ出演作
| 年 | 作品名 | 役名 |
|---|---|---|
| 2003 | Waking the Dead | Boy 2 |
| 2003 | Morris 2274 | Rory Busby |
| 2005 | Doctor Who | Jim |
| 2006 | Judge John Deed | Jack Bridges |
| 2007 | The Bill | Kevin Roberts |
| 2009 | Half Moon Investigations | Dominic |
| 2009 | M.I. High | Button |
映画・短編作品
| 年 | 作品名 | 役名 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2002 | Veronique | Boy on Bus | 短編 |
| 2004 | A Christmas Carol | Jonathon | TV映画 |
| 2005 | Oliver Twist | Hungry Boy | – |
| 2015 | Cusp | Kyle | 短編 |
| 2016 | The Receptionist | Leo | – |
| 2018 | Webcast | Ed Dickens | – |
| 2019 | A Slowdance With Time | Lee | 短編 |
| 2024 | Don’t F**k with Me (D.F.W.M) | The Kingpin | 短編 |
短編映画では「監督」なども務めており、「Boat Man(2022)」もその1つです。
写真家としての一面も
インスタグラムでは、「写真家」としての作品も多く投稿されています。
映像作品だけでなく、マルチに活躍されていることが伺えますね!
日本での知名度はまだまだですが、「ばけばけ」をきっかけに、日本のドラマや映画でも少しずつ活動の場が増えていきそうです。
まとめ
今回は、朝ドラ「ばけばけ」熊本編の新キャラクター、ロバート・ミラーについて解説しました。
記事のポイント
- モデル:
実在しないオリジナルキャラクターの可能性大。
史実のヘブン(小泉八雲)は「同僚に外国人がいないこと」をむしろ喜んでいた。 - 役割:
ヘブンに「作家としての成功」と「家族への愛」の選択を迫る重要なキーパーソン。
また、妻はトキに国際結婚の厳しさを突きつける役割も? - キャスト:
イギリス出身の実力派俳優、ジョー・トレメインさん。
史実にはいなかった、西洋人の同僚・ロバート。
彼の存在が、ヘブンとトキの絆をどのように深め、二人が「本当の家族」になっていくのか・・・。
ジョー・トレメインさんの演技にも注目しながら、第20週以降の展開を楽しみに待ちましょう!
【関連記事】





コメント