あんぱんネタバレ第7週「海と涙と私と」あらすじを吹き出し形式で!

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あんぱん第7週の吹き出し形式のあらすじとネタバレ
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やなせたかし夫婦をモデルにした2025年の朝ドラ「あんぱん」。

この記事では、第7週「海と涙と私と」のあらすじとネタバレをお届けします。

第7週の内容をざっくり言うと

  • 夏休みにのぶと嵩は同じタイミングで帰省し、周囲のアシストで二人は仲直りする
  • メイコは嵩と一緒に後免与に来た健太郎に恋心を抱くが、「のらくろに似ている」と言われてしまう
  • 千尋はのぶへの恋心を抱きながらも、同じようにのぶに想いを寄せる兄・嵩の背中を押そうとする
  • 東京に帰る日、嵩はのぶにハンドバックをプレゼントするが、「こんな贅沢なものは受け取れない」と突き返されてしまう
  • このことをきっかけに嵩とのぶはまたぶつかりあい、喧嘩別れとなってしまう
  • 師範学校に戻ったのぶは、黒井先生の過去を知り、今後の進路に悩む
  • のぶは地元の小学校に配属が決まり、師範学校を無事に卒業する

それでは、あんぱん第7週の詳しい内容を見ていきましょう!

目次

【あんぱん第7週】あらすじとネタバレ吹き出し

のぶの夏休み

のぶは、夏休みになり御免与に帰省しました。

就職先となる尋常小学校を見つけなければならない状況でした。

のぶは居間に上がると、結太郎のソフト帽に向かって敬礼します。

屋村草吉(パン職人)

おう、愛国の鑑!
敬礼が本物の軍隊みたいになってきたな

のぶ(主人公)

ねぇ・・・
ヤムおんちゃんは銀座のパン屋さんで働きよったが?
嵩の手紙に書いちょったき

羽多子(のぶの母)

あんまり詮索したら、いかんで。
誰でも知られとうないことはあるがやき

羽多子からこう忠告され、のぶは肩をすくめながら嵩との電話のことを思い出していました。

あの日のすれ違いは、幼い頃の喧嘩とは違う、根の深いものでした。

嵩の里帰り

嵩は、コンクールで佳作に入選した絵が評価され、同級生たちに祝福されていました。

しかし、嵩の頭の中では、のぶとの電話での言葉が何度もリフレインしていました。

辛島健太郎(たかしの同級生)

夏休みは高知ん帰ると?
俺もついてってよかかな?

柳井崇(やなせたかし)

何でだよ。
福岡帰らないの?

辛島健太郎(たかしの同級生)

親父と喧嘩中とよ。
美術の学校げな行くんやったら、うちん敷居は二度とまたがせんって

健太郎の家族の話を聞きながら、嵩は閉店後のショーウィンドウに飾られた赤いハンドバッグを見て、目を留めました。

数日後、嵩は健太郎を連れて御免与に帰省することを決めました。

意外な出迎え

御免与のホームに降り立った嵩は、懐かしい町の空気を大きく吸い込みます。

メイコ(のぶの妹)

あ!嵩さん、おかえりなさい!

柳井崇(やなせたかし)

メイコちゃん、久しぶり!

嵩を出迎えたのは、意外にもメイコでした。

のぶが電話で嵩と喧嘩したことを知っていたメイコは、二人の仲直りのきっかけを作りたいと思っていたのです。

辛島健太郎(たかしの同級生)

ん?あ!
こん子がのぶさん?

柳井崇(やなせたかし)

違う違う!

辛島健太郎(たかしの同級生)

辛島健太郎です。
暇やったけん、ついてきたとです

柳井崇(やなせたかし)

ちょっと変な人だけど、よろしく

メイコは困惑しつつも、東京から来た見知らぬ男性に丁寧にお辞儀をしました。

のぶの進路

その頃のぶは、うさ子と母校の御免与尋常小学校を訪れていました。

かつての担任・伊達先生に就職の相談をするためでした。

伊達先生(小学校の担任)

のぶ!慰問袋の新聞記事、読んだぞ。
わしも誇らしい

のぶ(主人公)

ありがとうございます!
あの、今日は先生にお願いがあって参りました。

のぶ(主人公)

来年、女子師範を卒業したら、体操や国語を教える教師になりたいと思うちょります。
できれば母校で働かせてもらえんろうかと・・・・

伊達先生(小学校の担任)

そう言われてもねや・・・
気持ちだけは校長にも伝えちょくき

この言葉に希望を持ち、のぶとうさ子は母校の通学路を歩きます。

のぶ(主人公)

うさ子ちゃんは卒業したら、どうするが?

小川うさ子(のぶの幼馴染)

うちは、女子師範を離れとうないが。
できることやったら、学校に残って黒井先生のお手伝いをしたいと思うちゅう

二人は将来について語り合い、のぶは決意を新たにしました。

仲直り作戦

のぶが朝田家の居間で手紙を書いていると、メイコが飛び込んできました。

メイコ(のぶの妹)

のぶ姉ちゃん!どこ行っちょったがで?
嵩さん、友達連れてもんてきたで。

メイコ(のぶの妹)

いつまでおるか分からんし、早う仲直りしたほうがえいで

のぶ(主人公)

・・・無理に会わんでえい

のぶ(主人公)

会うても、またぶつかるような気がするき・・・

メイコ(のぶの妹)

もう、のぶ姉ちゃんの意地っぱり!

メイコはふくれっ面をして居間を出ていきました。

その後、彼女は商店街で健太郎に出会い、一緒に仲直り大作戦を立てることになりました。

辛島健太郎(たかしの同級生)

柳井くん、ウジウジして話んならんとよ

メイコ(のぶの妹)

のぶ姉ちゃんも意地張って、会わんほうがえいとか言うちょります・・・・・
あの、せっかくやき、仲直りさせませんか?

怒らせた理由

柳井家の食卓では、健太郎が豪勢なカツオ料理を堪能していました。

辛島健太郎(たかしの同級生)

柳井くん、明日、海ん行かんね?

柳井崇(やなせたかし)

いいけど、何で?
実家が福岡なら海珍しくないでしょ

辛島健太郎(たかしの同級生)

玄界灘の潮風とどげん違うんか確かめたかとよ。
千尋くんも一緒に行かんですか

その後、なぜ嵩がのぶを怒らせたのかという話題になります。

寛(たかしの伯父)

ところで嵩、何でのぶちゃんを怒らせたがな

柳井崇(やなせたかし)

僕は、銀座は自由に満ちてて楽しい所だって伝えようと…
そしたらカンカンに怒っちゃったんです。

柳井崇(やなせたかし)

「お前くらいの若い男はどんどん兵隊にとられているんだから、ヘラヘラ浮かれているんじゃない!」って

千尋(たかしの弟)

わしはのぶさんの気持ち分かる。
うちの学校もやけんど、女子師範学校はそういう空気ながやろ

千尋の言葉にうなずきながらも、嵩は本当のことを伝えようとしただけだと思っていました。

翌日、嵩は健太郎と千尋と男三人で海へ向かいました。

豪の出征

真夏の浜辺で、嵩はぽつりとつぶやきました。

柳井崇(やなせたかし)

ヤムさんや豪さんも誘えばよかったな

千尋(たかしの弟)

豪さんは高知にはおらんで。
赤紙が来て出征したがや

そのとき初めて、豪が入隊した事実を知ります。

柳井崇(やなせたかし)

豪さん、無事に帰ってくるよな

千尋(たかしの弟)

当たり前や

千尋の力強い返事の裏に、戦争の現実が重くのしかかっていました。

そこに突然メイコとのぶが現れます。

砂浜での再会

メイコと健太郎が示し合わせた再会でした。

気まずい雰囲気の中、みんなであんぱんを食べながら、のぶが先に口を開きます。

のぶ(主人公)

・・・嵩。
ヤムおんちゃんに銀座のパン屋さんのこと、聞こうとしたんやけんど、話しとうないみたいや

柳井崇(やなせたかし)

のぶちゃん、こないだはごめん・・・・・
なんか恥ずかしいよ・・・・・。
豪さんが出征したことも知らなくて

のぶ(主人公)

うちんくで働いてくれゆう人は、家族と同じやき

柳井崇(やなせたかし)

そうだよね・・・それなのに・・・

のぶ(主人公)

・・・うちも言い過ぎたちや、ごめんなさい

二人の和解に、健太郎とメイコはほっとした表情を浮かべました。

健太郎のギター伴奏でメイコが「椰子の実」を歌い、砂浜に美しい歌声が響きました。

辛島健太郎(たかしの同級生)

メイコちゃんの歌声は素敵やねー。
心ばきれいに洗われるようばい

健太郎の褒め言葉に、メイコは顔がみるみる熱くなるのを感じました。


「椰子の実」は島崎藤村が作詞、大中寅二が作曲した日本の歌曲です。

メイコの恋心

その日からメイコは上の空になり、健太郎に恋に落ちた様子でした。

メイコ(のぶの妹)

お嫁さんになりたい。相手も見つけたき。

朝田家の人々は、メイコの変化に動揺します。

くら(のぶの祖母)

メイコの言いよった相手って、誰ながで?

羽多子(のぶの母)

あても分からんがです。
のぶ、知らん?

のぶ(主人公)

さあ・・・・・・・

蘭子(のぶの妹)

もしかして、一緒に海に行った人やないが?

のぶ(主人公)

えっ、健太郎さん!?

この言葉を聞いて、メイコは顔を赤らめながらも否定しました。

数日後、メイコは明日で健太郎が帰ってしまうと聞き、切ない気持ちを抱え始めました。

柳井家の祝宴

柳井家では嵩の入選を祝う宴が開かれていました。

寛(たかしの伯父)

わしはいっつも高のことが心配やったが、千尋、今はおまんのほうが心配じゃ。
嵩は父親に似いて、いごっそうじゃ。
いごっそうが自分の道を見つけて歩き出した

辛島健太郎(たかしの同級生)

あの、いごっそうって、どげな意味ですか?

寛(たかしの伯父)

頑固で、大胆不敵なことで

辛島健太郎(たかしの同級生)

あー、青竹割ってへこにかく、ってことですか

寛(たかしの伯父)

博多弁ではそう言うがかえ。
千尋!へこにかけ!

寛はウィスキーの酔いがまわり饒舌になっています。

千尋(たかしの弟)

お父さん、わしなりに、いごっそうになれるよう努力します。へこにかきます

辛島健太郎(たかしの同級生)

千尋くん。
それ「青竹ばフンドシにする」ちゅう意味ばってん、大丈夫ね?

健太郎のこのいたずらな冗談に、一同が大笑いし、千尋も心を和ませました。

部屋に戻った嵩は、のぶのために買ったハンドバックの入った包みを見つめています。

辛島健太郎(たかしの同級生)

それ、東京帰る前に、のぶさんに渡さんと

柳井崇(やなせたかし)

そんな簡単に言うなよ・・・

千尋(たかしの弟)

仲直りしただけでえいがか?
・・・・後悔せんようにねや

嵩は何も答えることができず、そのまま布団に突っ伏しました。

千尋の気持ち

翌朝、千尋がのぶに伝言を届けに朝田家を訪れました。

のぶ(主人公)

千尋くん、どういたが?

千尋(たかしの弟)

あの、兄貴が、のぶさんに渡したいもんがあるそうです。
空き地で待っちゅうき、行っちゃってください

のぶ(主人公)

分かった。ありがとう

のぶを見送る千尋の視線から、千尋が抱いている恋心にメイコは気づいてしまいます。

メイコ(のぶの妹)

もしかして・・・・・
千尋さんは、のぶ姉ちゃんのこと・・・・・

メイコ(のぶの妹)

誰にも言わんき、心配せんといてください。
・・・生意気言うて、ごめんなさい

千尋(たかしの弟)

・・・・・・いえ。
メイコさん、ありがとう

千尋はあんぱんの包みを受け取ると、礼儀正しく頭を下げて店を後にしました。

埋まらない心の溝

嵩はプレゼントの包みを持って、空き地でのぶを待っていました。

のぶ(主人公)

嵩、どういたがでえ。
今日、東京に帰るがやって?

柳井崇(やなせたかし)

うん。最終の汽車で

柳井崇(やなせたかし)

・・・・・のぶちゃんにずっと、あの時のお礼を言いたかったんだ。いつか言ってくれただろ。
『嵩は絵を描くために生まれてきた人や』って・・・・・

柳井崇(やなせたかし)

あの言葉で受験頑張れたし、コンクールで佳作になったのも、のぶちゃんのおかげだよ

感謝の言葉とともに、嵩はのぶに赤いハンドバッグを渡しました。

のぶ(主人公)

たまるか!!
こんな美しいもん・・・・・

のぶ(主人公)

・・・・・ありがとう。
でもこんな贅沢なもん、もらうわけにいかん

柳井崇(やなせたかし)

どうして?いつか戦争は終わるだろ?
その日が来たら、のぶちゃんに銀座の街を歩いてほしい。
きっとどんな女の人よりも、のぶちゃんは・・・・

のぶ(主人公)

嵩は何ちゃあ分かっちゃーせん!
うちらと同じばあの若者らあが御国のために戦いゆうがやで!

柳井崇(やなせたかし)

美しい物を美しいと思ってもいけないなんて、そんなのおかしいよ。そんなの悲しいよ・・・・・

柳井崇(やなせたかし)

のぶちゃん、先生になったら子どもたちにそんな風に教えるの?そんな先生、僕はヤダな

柳井崇(やなせたかし)

僕の知ってるのぶちゃんは、正直すぎるくらい正直な、
面白い女の子だった・・・・・

のぶ(主人公)

うちも変わったかもしれん・・・。
けんど、嵩も変わった。
もうあの頃みたいにはなれんって分かったやろ

のぶが立ち去ろうとすると、嵩は慌てて引き留めます。

柳井崇(やなせたかし)

これだけは受け取ってくれないかな?
今は持てなくても、いつか・・・

のぶ(主人公)

要らんと言うたら要らん!
しゃんしゃん東京にいね!(さっさと東京に帰れ)

幼い頃と同じ言葉を残し、のぶは嵩に背を向けて去りました。

嵩はハンドバッグを手に一人取り残されました。

メイコの告白

健太郎は団子屋にメイコを呼び出し、嵩がのぶを怒らせてしまったことを伝えました。

メイコ(のぶの妹)

健太郎さん・・・・私に用って・・・?

辛島健太郎(たかしの同級生)

メイコちゃん、頑張ってくれたとに。
柳井くんは、しょんのなかね。
またのぶさんば怒らせてしまって、せっかく買ってきた贈りもんも渡せんかったみたいや

メイコは、がっくり肩を落とします。

メイコ(のぶの妹)

・・・・・また後免与に来てくださいね

辛島健太郎(たかしの同級生)

また来るけん!

この言葉に勇気づけられ、メイコは健太郎への気持ちを伝えようとします。

メイコ(のぶの妹)

あの・・・・うち、好きな人ができたがです

辛島健太郎(たかしの同級生)

へぇー、どげん人ね?

メイコ(のぶの妹)

面白うて、一緒におると楽しゅうて・・・笑顔が素敵で・・・

次の瞬間、健太郎がグッと近づいてメイコの顔を覗き込みます。

辛島健太郎(たかしの同級生)

誰かん似とーと思いよったら・・・
メイコちゃん、目がキラキラして、「のらくろ」みたいばい

メイコ(のぶの妹)

え、のらくろ?

健太郎の言葉にメイコの心は沈み、初恋の終わりを感じていました。


『のらくろ』は、田河水泡(たがわ すいほう)によって1931年に連載が始まった日本の漫画で、主人公は黒い野良犬「のらくろ」。

彼は軍隊(擬人化された犬の軍隊)に入隊し、成長していく様子が描かれています。ユーモアと冒険に富んだ内容で、戦前の日本で大人気を博しました。1970年にはエイケン制作によるテレビアニメが放送され、大山のぶ代さんが歌う主題歌の作詞をやなせたかしさんが担当しました。

平行線の二人

メイコは帰宅後、のぶに嵩や健太郎たちの出発を伝えます。

メイコ(のぶの妹)

うちは好きな人に気持ち伝えたで。
漫画の犬に見えゆうみたいやけんど・・・・
それでも伝えることができてよかった

メイコ(のぶの妹)

のぶ姉ちゃんは嵩さんと喧嘩したままでえいが?
心に思うちゅうことを伝えんがは、思うてないがと同じことながやろ?

のぶ(主人公)

メイコ・・・・

この言葉に心を動かされ、のぶは駅まで走りましたが、嵩はすでに早い列車で出発していました。

寛(たかしの伯父)

のぶちゃん、どういたがな。
嵩を見送りに来てくれたがか

のぶ(主人公)

うち・・・・嵩にひと言謝りとうて・・・

のぶ(主人公)

うち、子どもの頃からちっとも成長してのうて・・・・
また嵩さんを傷つけてしまいました

のぶ(主人公)

嵩さんとは、いつの間にか、考えや進む道が違うてしもうたみたいながです

寛(たかしの伯父)

のぶちゃんは信じる道を正直に走っていけばえい。
嵩は自由気ままにのんびり、自分の道を進んでいくやろう。
今は平行線に思えても、いつか二人の道が交わる日が来るかもしれん

寛(たかしの伯父)

生まれた所も別々で、性格も正反対の嵩が、この町でのぶちゃんと出会うて、ぶつかり合うて・・・・一緒に涙を分けてきたがや。
ありがとねや、のぶちゃん

寛の優しい励ましが、夕焼けの駅に染まる中でのぶの心に響きました。

黒井先生の過去

年が明け、のぶたちの卒業が近づいた頃。

寮の部屋に黒井が険しい顔をして入ってきました。

黒井先生(女子師範学校)

「柳井嵩子」という差出人の手紙を何通も受け取ってますね。手紙をすべて持ってきなさい。

のぶ(主人公)

・・・柳井嵩さんという、尋常小学校からの友達です

黒井先生(女子師範学校)

女子師範学校生でありながら、ふしだらにもほどがある!

のぶ(主人公)

私は子どもの頃、この人の絵に救われたがです。
その時だけやのうて、なんべんもこの人に元気づけられました。しんどい時、いっつもそばにおってくれた人です・・・

黒井先生(女子師範学校)

朝田のぶ・・・あなたは、やっぱり弱い。

黒井先生(女子師範学校)

結婚して家庭に入り、子どもを産み、忠良なる日本国民を育て上げる。
それも女性として正しい忠君愛国の道です。
そちらの道に行くなら、私は引き留めません。

黒井先生(女子師範学校)

ここに残って後進の教育に励むなら、私が厳しく鍛え直します!どちらにするのか、明日までに決めるように

のぶ(主人公)

あの・・・
先生はなぜそちらの道を選ばず、教師になったがですか?

黒井先生(女子師範学校)

一度、結婚したことはあります。
女子師範を卒業してすぐに嫁ぎましたが、三年間、子どもができず、婚家を追われました。

黒井の過去を聞き、のぶは言葉がでませんでした。

教室を立ち去る黒井の背中を見送りながら、のぶは師範学校には残らない決意を固めます。


黒井先生を演じる女優の瀧内公美さんも、小学校の教員免許を取得しています。瀧内公美さんは、東京にある「大妻女子大学・児童教育学部児童教育学科」を卒業しており、教育実習も経験。しかし、大学4年生のときに偶然、映画のエキストラを経験したことから女優の道へと転身しています。ドラマの中で「先生役」となったことが運命的ですね。

のぶの配属先

1週間後、のぶは「御免与尋常小学校」への配属が決まりました。

黒井先生(女子師範学校)

朝田さん、卒業後の配属先が決まりました

のぶ(主人公)

たまるかあ!

この知らせにのぶの顔は輝き、喜びでいっぱいになりました。

卒業後、のぶは地元の小学校へ、うさ子は学校に残って黒井の下で後輩たちの指導にあたる夢が叶いました。

卒業式の日、のぶは黒井先生に最後の挨拶をしました。

のぶ(主人公)

黒井先生、二年間、お世話になりました

黒井先生(女子師範学校)

愛国の鑑たれ!

この力強い言葉を胸に、のぶは新しい道へと踏み出しました。

のぶが教壇に立つ日

一か月後、のぶは「御免与尋常小学校」の教壇に立っていました。

のぶ(主人公)

おはようございます!
今日から担任をすることになった朝田のぶです。

のぶ(主人公)

皆さん、よろしゅうお願いします!

緊張した表情の子どもたちに向けて、のぶはとびきりの笑顔を見せました。

昭和13年4月、のぶは新米先生として、新たな道を歩み始めたのでした。

~あんぱん第7週おわり~

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