やなせたかし夫婦をモデルにした2025年の朝ドラ「あんぱん」。
この記事では、第20週「手のひらを太陽に」のあらすじ(ネタバレあり)をお届けします。
※実際の放送内容とは多少異なる場合があります。
あんぱん最終回までの吹き出しあらすじ(ネタバレ)はこちらにまとめています。

あんぱん第21週「手のひらを太陽に」あらすじ
手のひらを太陽に
1964年(昭和39)年の春。
嵩が思い浮かんだ歌詞に、いせたくやがメロディーをつけました。
いせたくや(作曲家)漫画っぽい歌詞ですね。
褒め言葉です!
こうして出来上がった「手のひらを太陽に」という歌。
歌手の白鳥玉恵が歌い、NHKの「みんなのうた」で紹介されることになりました。



ぼくらはみんな生きている〜♪
この曲は、子どもたちの間で大人気となったのです。
史実では、1962年のNHK「みんなのうた」で初めてお披露目されています。
やなせ先生のアニメ映像に合わせ、歌手の「宮城まり子」と「ビクター少年合唱隊」の歌声で放送されました。
当時の反響は少なかったものの、1965年にコーラスグループ「ボニージャックス」が歌ったレコードが発売されたことがきっかけでヒットを記録しました。
ファイティング柳井
作詞で成功した嵩。
その後も、断りきれずになんでも仕事を引き受けるようになりました。



・・・わかりました。やります。
舞台美術やテレビ番組の構成など。
「ファイティングやない」と呼ばれながら毎日忙しく働く嵩。
柳井家は嵩の収入だけで生活できるようになっていました。
一方、のぶの会社では若い女性社員が寿退社していく中で、肩身の狭い思いをしていました。



のぶちゃん、いつでも仕事やめていいんだからね。



ありがとう。嵩さん。
でもまだ頑張りたい。
八木の会社
そんな中、八木は生活雑貨などを扱う会社を設立。
のぶと嵩はお祝いに事務所を訪ねます。



八木さん、おめでとうございます。
え、粕谷班長・・・?



アキラくん!立派になって!
そこには、宣撫班長だった粕谷、浮浪児だったアキラも一緒に働いていました。
フリーランスの物書きになった蘭子も事務所にやってきます。



八木さん。
ビーチサンダルの宣伝文、修正しました。



ありきたりだな。
君しか書けないものを書いてくれ。
八木から仕事を依頼された蘭子でしたが、なかなかOKがもらえません。
嵩の近況を知った八木は、



お前にしか描けないものを描くのは、苦しいか。



それでも逃げちゃだめだ・・・
漫画は描き続けろ。
そう言って漫画家としての嵩を励ましました。
しかし、漫画を描こうにも集中できず、壁にぶち当たっています。
複雑な想い
ある日、のぶは突然会社をクビになってしまいます。



既婚者のうちを、何年も雇ってくれただけでも感謝してる。
のぶは、同僚に惜しまれながら会社を去りました。
気落ちしながら帰宅したのぶ。
家の中では、嵩が人気歌手・白鳥玉恵と打ち合わせをしていました。



やっぱり嵩さんにコンサートの構成をお願いしてよかったわ!



いやぁ・・・



あれ?のぶちゃん、今日は早かったんだね。
デレデレしている嵩を見て、のぶは戸惑いを隠せません。



嵩さんの奥様にお会いしてみたかったの!
職業婦人だなんて素敵だわ!



・・・今日、クビになりました。
のぶはクビになったことを二人の前で打ち明けました。
登美子の教室
しょんぼりしたのぶは、登美子の家を訪ねます。
茶道教室を始めた登美子はイキイキしていました。
弟子たちから嵩の歌を褒められ、嬉しそうです。



会社をクビになってしまって・・・



のぶさん、そんなにしょげなくていいわよ。



この機会に、のぶさんが家庭に入れば、嵩も思いっ切り仕事ができるじゃない?
帰宅したのぶは、嵩に登美子の近況を話しました。



嵩さんも・・・お母さんに会いに行ってみたら。
しかし、嵩は気が進まないようです。



うちは、嵩が好きな漫画を描いてくれることが一番嬉しい。



僕の好きな漫画・・・
のぶの言葉が嵩の胸に響きます。
お互いの過去
ビーチサンダルの宣伝文を書き上げた蘭子。
八木に自分の映画評が載っている雑誌を渡すと、思いがけない言葉が返ってきます。



辛口の批評か・・・
俺には映画をけなしているように感じるがな。



そんな偏った見方をして、一番不幸になるのは、映画を愛する君なのに。
八木の言葉に蘭子は思わずムカっとして、



誰にも心を開かないし、家族も持たない・・・
そんな人に「愛」とか言われたくありません!
そう反論してしまいます。
その日の夜。
蘭子はのぶと嵩から、八木がかつて家庭を持っていたことを聞かされます。



詳しいことはわからないけれど、八木さんには家族がいたみたいなんだ。
翌朝、蘭子が八木に謝りに行くと、八木は自分の過去を話し始めます。



出征中に・・・妻と子供を空襲で亡くしたんだ。



何のために生き延びたのか、分からなくなったよ。



だが、東京へ来て、孤児たちに出会って・・・
こんな俺でも、もう一度、彼らのために生きてみようと思えたんだ。
蘭子も豪の話をしました。



・・・私にも絶対に生きて帰ると言ってくれた人が、いました
二人には思わぬ共通点があったのです。
テレビの仕事
嵩はNHKのディレクターである健太郎からある依頼を受けます。
「まんが教室」という子ども向けテレビ番組に、漫画の先生として出演してほしいと。



全然売れてないのに、俺が漫画の先生・・・?
嵩は渋々承諾しました。
ついにやってきた第1回の生放送の日。
嵩は自作の絵描き歌を落語家の立川談楽に歌ってもらい、動物の絵を描くことになっていました。
しかし、ガチガチに緊張した嵩は、絵描き歌の最初からミスをしてしまいます。



うわぁ、間違えた・・・!どうしよう。
慌てふためく嵩を見て、子どもたちは大喜び。
そんな嵩の姿をのぶもテレビの前で見守り、笑っていました。
康太の食堂
ある日、羽多子が上京してきました。
高知で調理師の資格をとった康太も一緒でした。



御免与町の朝田パンの場所を借りて、食堂を開きたい。
店の名前は「たまご食堂」に決めてる。



「たまご食堂」・・・?



戦地で飢えそうになった時に、ゆで卵を食べさせてくれた婆さんがいた。



俺も、腹をすかせて困っちゅう人には、金がのうても食わせちゃりたい。



コンタくん・・・
嵩は康太の言葉に胸がいっぱいになりました。



私もコンタくんのお店、手伝うき。
羽多子も康太の食堂を手伝うことになりました。
自分の夢
夜、蘭子とメイコ、メイコの娘たちが羽多子に会いにやってきました。
嵩はテレビ出演のために外出しています。
のぶは改めて羽多子に感謝の気持ちを伝えました。



お父ちゃんがのうなってから、パン焼きながら、うちらを育ててくれてありがとう。



蘭子は筆一本で生きて、メイコはしっかり者のお母さん。
みんな、お父ちゃんに言われた通り自分の夢を追いかけて・・・ちゃんとつかんだ。



でもうちは、何しよったがやろう・・・



お姉ちゃんは、嵩さんを支える立派は奥さんやろ?
メイコや蘭子が励まそうとするも、のぶは寂しそうに微笑むだけでした。
たくやとの約束
ある日、嵩といせたくやと打ち合わせをしていました。



これからもどんどん歌を作りましょう。
大人も子供も関係なく、みんなが歌える曲を。



そうだね。
どちらかが倒れるまで作り続けよう。
二人はコンビを組んで歌を作り続けることを約束します。
さらに嵩は、たくやからテレビドラマの脚本の仕事を依頼されます。



ところで柳井さん。
テレビドラマの脚本の仕事をしてみませんか?



ドラマの脚本・・・?
いやぁ、無理だよ。



漫画を描く上でも役立つはずですよ。
ちなみに今はどんな漫画を描いてるんですか?
そう聞かれた嵩は、漫画を描いていないことを打ち明けます。



漫画を描こうとすると、俺は才能がないって、絶望的な気分になるんだ。
だから、忙しくしてるほうが楽っていうか、もう何が本業だか自分でも分かんなくなっちゃって・・・
嵩は結局、脚本の仕事を引き受けることにします。
のぶは、このまま嵩が漫画を辞めてしまうのではないかと心配です。
夫婦ゲンカ
ある日、カフェで嵩を待っていたのぶ。
女性たちに取り囲まれる嵩を見て唖然としてしまいます。
その日の夜、のぶは嵩を問い詰めました。



最近の嵩さん・・・ちょっとおかしい。



仕事が忙しいのはわかるけど、どうして漫画描かんが?



何を描けばいいのか・・・わからないんだ。



最初に漫画を描いたときは、ただ描きたいき描いたがやろう?



才能がないんだよ・・・僕には。



そんなことない!
嵩はただ逃げゆうだけや。



これは俺の問題なんだよ!放っといてくれ!
思わず声を荒げてしまった嵩は、すぐにのぶに謝りました。
しかし、のぶは家出し、しばらく蘭子の部屋に置いてもらうことに。
二人の母親
別居して1週間が経ちました。
高知に帰る羽多子とのぶは、登美子とカフェで会うことにしました。
のぶたちの夫婦事情を知った登美子は、嵩の名前の由来を話し始めます。



「嵩」という名前は、あの子の父親が中国の「嵩山(すうざん)」という山から名付けたんです。



嵩は小さい頃から、へそを曲げると山のように動かない子だったわ・・・



私は仕事をしていないのに・・・
忙しい嵩さんに漫画を描くように言ってしまいました。
そのように悔やむのぶを、登美子は励まします。



のぶさん、いいこと?
そんなことを負い目に感じないで、嵩と本音でガンガンやり合いなさい!
のぶさんにしかできないことよ。妻の立派な仕事よ。
そして、羽多子ものぶを励ましました。



嵩さんがおらんかったら、今ののぶはおらんぞね。
どっちかがおらんかったら、今の二人はおらんがよ。
のぶの山登り
次の日の朝。
嵩は思い切って蘭子の元にいるのぶを訪ねますが、不在でした。



お姉ちゃん、山登りに行きました。
のぶは、一人で山に登り、山頂で手のひらを太陽にかざして、嵩のことを考えていました。
一方、嵩も家に戻り、のぶの言葉を思い出していました。
〜回想〜



描きたいもんを描けばえいやんか!
嵩はたちまち没頭して、漫画を描き始めます。
その晩、のぶは家に戻り、嵩に秘めていた気持ちを明かしました。



山の空気吸うて、久しぶりに自分の体が風になるがを感じた。
それで、やっと素直に自分と向き合えた・・・



うち・・・嵩やのうて、自分自身に腹が立っとった。



お父ちゃんの言葉通り、無我夢中で走ってきたつもりやった・・・でも、何者にもなれんかった。
何のために生まれてきたのかと涙を浮かべるのぶ。



のぶちゃんは、いつも誰かのために走ってたよ。
いつもいつも全速力で・・・



のぶちゃんがいなかったら、今の僕はない。



のぶちゃんは、そのままで、最高なんだよ。



嵩さん・・・・
描きかけの漫画を見つけたのぶは、嬉しそうに声を上げます。



たまるかー!
この太ったおんちゃん、最高や。
あんぱん配りゆうね!
スランプを乗り越えた嵩から「アンパンマン」が生まれた日でした。
〜あんぱん第21週終わり〜
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