やなせたかし夫婦をモデルにした2025年の朝ドラ「あんぱん」。
この記事では、第14週「幸福よ、どこにいる」のあらすじ(ネタバレあり)をお届けします。
第14週の内容をざっくり言うと
- 高知新報に入社したのぶは、社会部の記者として取材に出かける
- 戦争孤児を取材した記事がボツになりかけるも、何度も書き直して初めて朝刊に載ることになる
- のぶは夕刊の編集部に配属されることになる
- 嵩は健太郎と共に廃品回収の仕事で汗を流し、偶然見つけたアメリカの雑誌に心を惹きつけられる
(続きは準備中です)
それでは、あんぱん第14週の詳しい内容を見ていきましょう!
あんぱん第14週「幸福よ、どこにいる」あらすじ
のぶの初仕事
昭和21年(1946年)2月。
のぶは、地元紙「高知新報」に戦後初の女性記者として入社をしました。
さっそく、社会部の記者たちと共に現場に出かけるのぶ。
必死に速記でメモを取りますが、初日から圧倒されてしまいます。
戦争孤児に取材
翌日、のぶは一人で闇市に出かけ、戦争孤児に取材を試みます。
しかし、その記事は、編集局主任の東海林(津田健次郎)に突き返されてしまいます。
のぶはへこたれず何度も書き直し、初めて書いた記事が朝刊に載ることが決まりました。
同期の女性記者
朝刊に記事が載り、一区切りついたのぶ。
同期入社の女性記者の小田琴子(鳴海唯)が声をかけてきました。
【高知新聞での史実】
高知新報のモデルは「高知新聞社」です。
史実では、戦後初の女性記者として入社したのは、小松暢さん(のぶのモデル)と深田貞子さん(琴子のモデル)でした。
小松暢さんは、同期の深田さんと共に最初の数ヶ月は高知県庁や高知市役所の担当となり、記者室に通い詰めていました。
進駐軍のジープに乗ってあちこちを取材し、女性問題や戦争で家族を失った人の窮状を報道したそうです。
小松暢さんらが入社した3ヶ月後、やなせたかしさんが入社してくることになります。
夕刊の担当へ
戦後間もない時期の日本では、物資不足のため新聞用紙の供給が制限されていました。
GHQの検閲もあるため、夕刊の発行(増刊)には、政府の許可が必要な時代でした。
そんな中、高知新報は、夕刊発行の申請をすることに。
のぶは、編集長を任された東海林(津田健次郎)と先輩記者の岩清水(倉悠貴)と共に夕刊の担当となりました。
アメリカの雑誌
同じ頃。
嵩は健太郎と一緒に、進駐軍から廃品回収した雑貨を売って生活をしていました。
ある日、嵩はガラクタの中にアメリカの雑誌を見つけます。
最先端のデザインなどを見て、久しぶりに心が躍るのを感じました。
【やなせたかしさんの史実】
史実においても、やなせたかしさんは戦後に友人と共に「屑屋(廃品回収)」をやっていた時期があります。
トラックでアメリカ軍の兵舎から出る廃品を集め、その中から使えそうなものを選んで製品にしていました。(衣料、瓶、金属類など)
やなせたかしさんは、その中でもアメリカ兵が捨てた本を家に持って帰り、じっくりと眺めていたそうです。
本の中の挿絵や漫画を見ているうちに、「自分の中で忘れていた何かが疼き出すのを感じた」と後に振り返っています。
※続きは準備中です。お楽しみに。
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