あんぱん豪ちゃんその後は帰ってくる?生きてるケースも(ネタバレ)

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兵隊の後ろ姿
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2025年のNHK朝ドラ「あんぱん」。

その第6週「くるしむのか愛するのか」で、朝田石材店の弟子・原豪(はらごう)との別れの様子が描かれます。

家を出る直前に蘭子と想いが通じた豪ちゃんは、「蘭子と結婚するために絶対にもんてくる(帰ってくる)」と約束しました。

「その後どうなるの?」と豪ちゃんの行く末が気になる人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、小説版「あんぱん」より、豪ちゃんのその後についてネタバレをご紹介します。

目次

あんぱん豪ちゃんはその後どうなる?帰ってくるのかネタバレ!

あんぱん第8週では、朝田家に「原豪が亡くなった」との悲報が届きます。

豪は、昭和12年(1937年)の夏〜秋頃に戦いに出て行きました。

その約2年後、昭和14年(1939年)に朝田家に兵事係が訪ねてきます。

憲兵隊

原豪さんの留守宅はこちらですね?

兵事係は一枚の紙を釜次に渡すと、一礼をして、

憲兵隊

・・・・ご苦労さまでございます

と言って去っていきます。

釜次(のぶの祖父)

豪よ・・・豪・・・・!!

兵事係から渡された紙には「豪が中国で亡くなった」という悲しい事実が記されていたのです。

朝田家は悲しみに暮れますが、「御国のために立派に戦ったのだ」となんとか現実を受け入れようとします。

しかし、蘭子だけは「立派だとは思わない!」と悔しさを姉のぶにぶつけるのでした。

蘭子(のぶの妹)

うちは、豪ちゃんのお嫁さんになるがやき!
絶対にもんてきますって言うたがやき!
もうもんてこれんがやのに、どこが立派ながで!

のぶ(主人公)

蘭子・・・

蘭子(のぶの妹)

みんな、嘘っぱちや!
うちは立派らあて、決して思わんき!

蘭子(のぶの妹)

会いたい・・・豪ちゃんに会いたいき・・・

蘭子は、豪ちゃんが帰ってくることを信じて、健気に待ち続けていました。

しかし、戦いで命を落としてしまい、「豪ちゃんのお嫁さんになる」という夢は叶いませんでした。

愛する人との永遠の別れを受け入れられないのは当然のことです。

しかし当時、多くの人は「立派に戦った」と思わなければ、その辛い別れを乗り越えられなかったのでしょう。

学校の教壇では「御国のために戦う」ことを子どもたちに教えているのぶ。

蘭子の悲痛な叫びを聞いて複雑な気持ちになり、のぶは教師としての自分に疑問を持っていくことになります。

そして国同士の戦いが終わると、のぶは「教師を辞める」ことを決意するのです。

以上が、豪ちゃんのその後のネタバレでした。

豪の知らせが届く第8週のあらすじ・ネタバレはこちらの記事で詳しくご紹介しています。

壮行会の後、蘭子と豪が汽車でどこに行ったのかはこちらの記事で解説しています。

あんぱん豪ちゃんは本当に帰ってこない?生きてるケースも!

過去の記録では、「中国で亡くなった」とされてた人が生きて帰ってきたケースがごく稀にありました。

まず、朝ドラ「あんぱん」での豪ちゃんにモデルとなった人物は特定されておらず、この結末が史実に基づいているのかは不明です。

ただ、朝田のぶのモデル・小松暢さんの妹は同じように夫を亡くしていることがわかっています。

小松暢さんの妹(次女)は、「池田瑛(いけだえい)」という人物。教員だった男性と結婚し、満州に渡ると、現地で農場を経営していました。ソ連が侵入してくると、瑛さんは3人の子を連れて日本に帰国。その後、夫は戦いの中で亡くなったそうです。(参考:「やなせたかしはじまりの物語」(高知新聞社))

また、この記事を書いている2025年5月時点では、小説版「あんぱん」は、戦いが終わる1945年頃の物語までしか描かれていません。

そのため、その後の詳細なストーリーはまだ公表されていない状況なのです。

そこで、蘭子の幸せな姿が見たい!という気持ちで、「亡くなったとの知らせが来ていても生還するケース」について詳しく調べてみました。

日本と中国との戦いは、とても広大な土地で行われていました。

そのため、現場での混乱、情報伝達の遅れなどにより、「亡くなった」と報告されていたものの、実際には生きていたケースがいくつかあったようです。

どのような状況や理由で生きて帰ってくることができたのでしょうか?

①捕らわれの身になっていたケース

相手側に捕らわれていた状況が日本側に正確に伝わらず、「亡くなった」とされるケースがあったようです。

戦いが終わり、捕虜から解放されて、日本に帰ってくるケースがごく稀にありました。

②病院で治療していたケース

重傷を負い、相手側の病院や収容所で治療を受けていたものの、その情報が日本側に正確に伝わらず、「亡くなった」と判断されることもありました。

このような場合は、戦いが終わった後に、日本政府などの協力によって日本へ送還されています。

③現地で生活しているケース

戦いが終わった後も中国に残り、その後、日本に帰ってくる人がいました。

中には、「亡くなった」とされていたものの、実際には中国で家庭を持ち、長年生活していたというケースもあります。

ただし、これらのケースは全体から見れば非常にレアなケースであり、多くの方が公報の通りに亡くなられています。

とはいえ、ドラマというフィクションの中で、「豪ちゃんは実は生きている」という可能性に望みをかけてみても良いのではないかと思います。

本当に豪ちゃんが亡くなってしまっていたとしても・・・蘭子には、幸せな人生を送って欲しいですね。

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まとめ

今回は、朝ドラ「あんぱん」で出征した豪ちゃんがその後どうなるのか、帰ってくるのかを小説版「あんぱん(上)」からご紹介しました。


ネタバレをすると、「豪は中国で亡くなった」という知らせが入り、今後、朝田家も蘭子も、悲しみに暮れる様子が描かれていく予定です。

また、このことがきっかけで、のぶは教師の職を辞めることにつながっていきます。

当時の記録から、「本当は生きているのでは?」という小さな希望についてもご紹介しました。

豪ちゃんに帰ってきて欲しい!と願う視聴者も多いはず。

今後も、朝ドラ「あんぱん」のストーリーを見守っていきましょう。

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