小泉八雲夫婦をモデルにした朝ドラ「ばけばけ」。
第4週では、東京で「人力車の車夫」として働く銀二郎の姿が描かれました。
残念ながら、トキと銀二郎の結婚生活は終わってしまうのですが・・・
気になるのは「銀二郎のその後」ではないでしょうか?
そこで今回は、
- 【ばけばけ】銀二郎のその後はどうなった?再登場はある?
- 【ばけばけ】銀二郎のモデル・前田為二のその後は?
について詳しく解説していきます!
※本記事は、朝ドラ「ばけばけ」の今後の展開を含んでおりますのでご注意してごしなさい。
【ばけばけ】銀二郎のその後はどうなった?再登場はある?

銀二郎のその後は、東京で社長となって成功し、再度トキの前に現れます。
銀二郎の結婚から再登場までの流れがこちらです。
| ばけばけ | 銀二郎の年齢(推定) | 出来事 |
|---|---|---|
| 第3週 | 23歳 | トキと結婚 |
| 第4週 | 24歳 | 松野家から出奔 東京で人力車の車夫 |
| 27歳 | 東京で会社を起こす | |
| 第13週 | 28歳 | 社長となって再登場 |
詳しくみていきましょう!
銀二郎は東京で社長に
「ばけばけ」第4週の終盤。
銀二郎を連れ戻しにきたトキですが、「一人で松江に帰る」という決断をします。
二人の夫婦生活は、1年弱で終わってしまうという悲しい展開でした。
その後、銀二郎はどうなったのでしょうか?
実は、「人生をやり直す」ために一念発起していました。
トキと別れた約1年後、銀二郎は東京で事業を起こし、会社の社長になります。
具体的な仕事内容は未公表ですが、
毎月200円稼ぐ
ほどの成功者となっていたのです!
※当時の200円とは、現在の400万~600万円ほど。
これは「年商」ではなく「月商」の数字です。
銀二郎は、もともと貧しい下級武士の家の出身でした。
しかし、東京という場所で人生をやり直し、成功することができたのです。
銀二郎は勤勉で努力家なだけでなく、経営の才があったことが分かりますね!
銀二郎は第13週で再登場
社長になった銀二郎は、第13週で再登場することが判明しています。
トキと別れてから4年後のことです。
その頃のトキは、松江に赴任してきた教師「レフカダ・ヘブン(小泉八雲のモデル)」と出会っていました。
そして、さらにお金を稼ぐために、ヘブンの家の「女中(お手伝いさん・世話人)」となることにしたのです。
※当時は愛人などではなく、トキとヘブンはあくまでもビジネス関係。
女中になって数カ月が経った頃。
トキのもとに東京の「松野銀二郎」から手紙が届きます。
3年前に事業を起こし、今は社長をしている。
4月に松江に帰るので会ってほしい。
という内容でした。
その手紙の通り、銀二郎は松江にやってきてトキと再会する流れとなります。
銀二郎はトキとの復縁を望んでいたのです。
トキと家族を丸ごと迎えに行くために、東京で頑張っていたのでしょう。
身を引く銀二郎
事業で成功し、財を成した銀二郎。
まずは松野家に挨拶に行き、
東京で、松野家全員を支える用意はある。
と、祖父たちに話します。
あとはトキの気持ちを確かめるだけでした。
しかし、トキとヘブンの間には、すでに他人が立ち入ることができない関係ができていることに気が付きます。
銀二郎は、トキとの復縁を諦めることにします。
トキが大切だからこそ、「好きな人と幸せになってほしい」という想いが勝ったのです。
銀二郎は松江を出る際、
いつか、東京に怪談を聞きに来て。
私とじゃなくてええけ。
「あの人」とでええけ・・・
そのようにトキの背中を押します。
最後の身の引き際まで、優しい銀二郎でした。
銀二郎の再々登場はある?
この記事を執筆している時点で、公開されているあらすじは13週までです。
そのため、その後、銀二郎が「再々登場」するかどうかは不明となっています。
史実では、明治29年に、小泉セツさん一家は上京しています。(小泉セツは28歳)
「ばけばけ」でも、今後、舞台が東京に変わった際には、銀二郎と再会する可能性はあるでしょう。
タイミングとしては、
- 約束した「牡丹灯籠」を見に行く
- 八雲亡き後に再会する
などが考えられます。
とはいえ、①のパターンは、八雲と3人で見に行くことになるので現実的ではなさそうです。
夫の小泉八雲は、東京で生活を始めた8年後に病気で亡くなりました。
残されたセツさん(当時36歳)や子どもたちを支援する1人として、銀二郎が再々登場するかもしれません。
ただ、その頃の銀二郎は、すでに再婚して子供がいる可能性が高いでしょうね。
※今後のあらすじが公開され次第、追記していきます!
【ばけばけ】銀二郎のモデル・前田為二のその後は?

前田為二さんも社長となって財を成し、その後、新たな家族がいたことが判明しています。
銀二郎のモデル・前田為二さんのその後。
松江市文化スポーツ部文化振興課作成のこちらの冊子に情報が載っていました。

「一から知りたい小泉八雲とセツの物語」の23ページと25ページに、前田為二さんに関するQ&Aが記載されています。
稲垣家から大阪に逃げ出したセツの婿養子・為二のそれからは?
セツの遠縁が後年、為二と会いました。
その人物によれば、為二は岡山で会社を経営して財を成し、家族もいたそうです。
岡山で社長になった
つまり、「ばけばけ」の銀二郎と前田為二さんとの違いはこうです。
| 銀二郎 | 前田為二 | |
|---|---|---|
| 出奔の行き先 | 東京 | 大阪 |
| 社長になった場所 | 岡山 |
ネット上では、「前田為二は大阪で社長になった」という誤情報が載っていますが、実際には「岡山」でした。
さらに「家族もいた」ということから、再婚し、新しい家庭を築いたことが伺えます。
セツさんとは再会していない
これらは「セツさんの遠戚からの情報」ということで、セツさん本人が聞いた話ではありません。
そのため、為二さんとセツさんはその後再会はしていない可能性が高いでしょう。
セツさん自身も再婚しましたし、風の噂で前夫のその後を知り、「婿殿が幸せになってよかった」と思っていたかもしれません。
晩年や子孫は不明
そんな前田為二さんに関するこれ以上の情報は、残念ながらみつかりませんでした。
「岡山、前田為二」とネット上で検索しても情報がないため、その後の人生は不明となっています。
そのままご家族とともに、岡山で晩年を過ごされた可能性が高いでしょう。
※情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、コメントをいただけますと幸いです!
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